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【北海道で冬の星空】寒さに負けない極寒対策と絶景スポット7選

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北海道の冬に星空を見に行くなら、「どこが見やすいのか」「極寒の中でどう過ごせば安全なのか」を事前に知っておくことが大切です。

この記事では、冬の北海道で星空観賞が満喫できるスポットで、安心して楽しむ方法をわかりやすくお伝えしていきます。

とはいえ、氷点下の寒さや雪道の不安が頭をよぎって、「本当に星なんて見えるのかな」と心配になる方も多いのではないでしょうか。

そこで北海道ならではの冷え方や防寒の考え方を整理しつつ、初心者でも参加しやすい星空スポットと星空ツアーを紹介していきます。

観光ガイドとして必要な情報をまとめているので、読み進めるうちに冬の星空を北海道で見たくなるはずです。

北海道の冬の星空を堪能!絶景スポット7選

北海道の冬の星空は空気の湿気が少なくなる日が多く、夜になると星がとても見えやすくなります。

寒さが厳しいぶん空気が澄んでいて、街明かりの少ない地域では、星の数や明るさを普段よりはっきり感じられるんです。

「こんなに見えるんだ」と思わず声が出てしまうのが、北海道の冬ならではの魅力といえます。

ただ、旅行初心者の方にとっては、どこがいいのかも分からなければ、雪道や気温の低さがちょっと気になるところですよね。

そこでこの記事では、家族旅行やカップル旅行でも行きやすい、難易度の高くない場所を中心に、冬の星空を安心して楽しめるスポットを7か所まとめました。

どのエリアもアクセスしやすく、観光協会などでも紹介されている信頼性の高い場所ばかりです。

紹介するスポットには、湖の近くで静かに星を眺められる場所や、海沿いで空が開けて見渡しやすい場所、そして雪原の広がる地域などがあります。

初めての星空観賞でも、無理のない範囲で行動できるように選んでいます。

このガイドを読めば、「どこへ行けば星空を見やすいのか」「冬の北海道で気をつけたいことは何か」が一通りわかるようになると思います。

旅行の予定を考えるときに役立つ内容をそろえているので、ここから自分に合ったスポットを見つけてみてくださいね!

【道央|湖畔の静けさに包まれる支笏湖】

冬の支笏湖は、昼間は日本有数の水質を誇る支笏湖の澄んだ水が光に照らされることで「支笏湖ブルー」と言われる青色の輝きを放ち、夜は星空が輝いて見えます。

街明かりがほとんどない湖畔では、冬の澄んだ空気と相まって星がはっきり見える日が多いんです。

夜の冷たさに触れながら星空を見上げていると、「北海道の冬ってこういう感じなんだ」と実感できる落ち着いた時間が過ごせます。

支笏湖は周囲の山々に囲まれた地形のおかげで空が開けている場所が多くあります。

冬は気温が下がり空気が乾きやすいため、星が見えやすい日が増えるんです。

札幌や新千歳空港からもアクセスしやすく、初めて冬の星空を体験する方にも訪れやすいエリアといえます。

📍アクセス情報

• 住所:北海道千歳市支笏湖
• 🅿️ 駐車場:周辺に公営駐車場あり(冬期は普通車などが無料になる期間あり)
• 🚌 アクセス:新千歳空港・JR千歳駅からバスで約45分「支笏湖」下車/車で新千歳空港から約45分、札幌市内から約1時間

お昼もなにかやることはありますか?

支笏湖周辺はかなりアクティビティーも充実していますよ!例えば、「ウィンターカヌー」や「支笏湖アイスウォーク」などがあります。

⚠️注意点

・氷点下になる日が多いため、厚手の防寒具が必須です。
・遊歩道が凍って滑りやすくなるため、滑りにくい靴を用意してください。

【道南|星空と夜景を同時に眺める函館山山頂エリア】

冬の函館山は市街地の一望と星空の掛け合わせで、ミシュランガイドブック三つ星として掲載された「極上の眺望」です。

山頂は市街地の光が少し弱まり、空が広く感じられるため、星の明るさをいつもより実感しやすい環境なんです。

夜景の印象が強い函館ですが、冬は星空も楽しめるんです。

展望台は整備されており、風を避けながら星空を眺められる点も魅力です。ロープウェイで向かえるため、雪道が不安な旅行初心者でも安心して訪れることができます。

アクセスのしやすさは、冬の観光では大きなメリットですね。

山頂には展望施設があり、市街地とは違った静けさの中で星空を眺められます。

夜は光が少ない側に回ると星が見えやすく、短時間でも冬の星空を味わえるのが魅力です。

📍アクセス情報

• 住所:北海道函館市函館山山頂
• 🅿️ 駐車場:山頂は冬期、登山道路の通行止めによりマイカー利用不可(麓の駐車場+ロープウェイ利用が基本)
• 🚌 アクセス:市電「十字街」徒歩で山麓駅へ/ロープウェイで山頂まで約3分

冬の函館山で夜景と星空の両方を撮影する場合、最適なスポットはありますか?

風の影響を最も受けにくい南側展望台が適しています。街明かりの反射を避けつつ、オリオン座などの冬の星座が見えやすい方角を確保できます。

⚠️注意点

・風が強く体感温度が大きく下がることがあります。
・ロープウェイは強風で運休することがあるため、事前確認が必要です。

【道北|透き通った空気が広がる稚内森林公園展望台】

冬の稚内は気温が低く空気が引き締まり、星空がはっきり見える日が多い地域です。

まわりに街明かりが少ないため、夜は空の広さがそのまま感じられ、星の明るさをしっかり見られる場面があります。

稚内森林公園は市街地から近く、初心者でも訪れやすいスポット。高台に位置しているため視界が広く、夜の海側まで見渡せます。

短い滞在でも星空を満喫でき、無理なく楽しめるのが魅力です。

展望台は市街地から車でアクセスしやすい場所にあり、雪道が不安な方でも計画に取り入れやすい立地なんです。

📍アクセス情報

• 住所:〒097-0000 北海道稚内市中央1丁目
• 🅿️ 駐車場:展望台近くに無料駐車場あり
• 🚌 アクセス:JR稚内駅から車で約10分

冬の稚内で星空を観賞する際、光害を避けるベストな位置は?

展望台の北側は市街地の光の影響が弱く、天頂方向が最もクリアに見えます。

冬季は極端に透明度が高くなる日があり、天の川の一部が肉眼で見えることもあります。

⚠️注意点

・海風で体感温度が大きく下がるため、防寒具が必須です。
・積雪で足元が滑りやすいため、ゆっくり歩くことを意識してください。

【道東|透明感ある空気に映える摩周湖第一展望台】

摩周湖は冬になると空気が乾きやすく、星がくっきり見える日が多い地域です。周囲に人工の光が少ないため、夜になると空が開け、星が非常に見やすいです。

摩周湖第一展望台は冬でもアクセスしやすい場所で、駐車場から展望スペースが近く、初心者でも訪れやすいのが特長です。

日中の観光と組み合わせやすく、夜は静かな雰囲気の中で星空を楽しめます。

展望台は標高が高く、湖全体を見渡せる位置にあります。冬は湿気が少なく空気が透明になりやすいため、星が見える条件が整う日が多いんです。

📍アクセス情報

• 住所:〒088-3200 北海道川上郡弟子屈町弟子屈原野
• 🅿️ 駐車場:通常期は有料駐車場(乗用車500円など)がありますが、冬期間(概ね11月〜翌年4月頃)は休業中のため無料開放となる場合があります。最新の料金・営業状況は公式情報で確認してください。
• 🚌 アクセス:JR摩周駅から車で約20〜25分

冬の摩周湖で「霧の発生リスク」を避けたい場合、どの時間帯が有利ですか?

外気温と湖面温度の差が大きい早朝は霧が発生しやすいため、日中の安定した時間帯の方が視界が開けやすい傾向があります。日もありますが、冬は霧が少ない日も多いですよ。

⚠️注意点

・風が強く気温が急に下がることがあります。
・路面凍結が多いため、車の運転は慎重に行ってください。

【十勝|穏やかな平野で星を仰げる十勝ヌプカの里】

ヌプカの里は、広い平野に囲まれた場所で、空が大きく見えるのが特徴です。十勝エリアは晴れる日が多く、空気が乾いて星が見えやすい地域として知られています

初心者でも立ち寄りやすい環境が整っていて、営業期間中は比較的アクセスしやすいのが魅力。

施設周辺には明かりが少なく、静かな環境で星空をゆっくり眺められます。

牧場や植物園もあり、なんと宿泊も可能です。営業期間中は売店や休憩できる施設があり、観賞前の準備も整えやすい点が安心ですね。

一方で、十勝ヌプカの里は12〜3月頃は冬期休業となるため、冬の時期に訪れたい場合は、必ず事前に営業状況や道路状況を確認してください。

以前の営業情報
11月30日(火)営業終了(2024年情報)
4月15日(土)オープン(2023年情報)

最新の営業期間は公式サイトでご確認ください。
公式サイトより

📍アクセス情報

• 住所:北海道河東郡士幌町字上音更21-173
• 🅿️ 駐車場:無料駐車場あり(営業期間中)
• 🚌 アクセス:帯広から車で約50分

深夜の十勝ヌプカの里で安全に動くための最適なライトは?

目への負担を避けるため、赤色LEDライトやランタンが有効です。生態系への影響が少なく、暗順応を保ったまま歩けます。

⚠️注意点

・気温が急に下がるため、厚手の手袋やカイロ必須。
・周辺が非常に暗いため、ライトを持つと安全です。

【釧路|湿原の広がりを感じる細岡展望台】

細岡展望台は釧路湿原を見渡せる展望地で、冬の夜は星空が見えやすくなる環境が整っています。湿原には高い建物が少なく、空が大きく広がって見えるのが特徴です。

展望台は駐車場からの距離が短く、初心者でも迷いにくい道になっています。市街地から車で向かいやすい場所で、静かな湿原の上に広がる星空をゆっくり眺められます。

冬の釧路は雪が少ない日もあり、空気が乾いて星が見えやすい条件がそろうことがあります。

展望台には休憩スペースがあり、初心者にすごく推したいスポットです。

📍アクセス情報

• 住所:〒088-2141 北海道釧路郡釧路町達古武22−24
• 🅿️ 駐車場:無料駐車場あり
• 🚌 アクセス:JR釧路駅から車で約30〜40分

釧路湿原の星空は「揺らぎ」が少ないと言われますが、その理由は?

周辺に標高の高い山が少なく、大気の流れが安定しているため、星の像が崩れにくい特徴があります。冬は特に大気が乾燥し、透明度が極めて高くなります。

⚠️注意点

・風が吹くと体感温度が大きく下がります。
・暗い場所が多いため、ライト必須です。

【富良野|雪原に星が映える鳥沼公園周辺】

鳥沼公園周辺は、富良野市街から近いのに静かな環境で、星空が見えやすい場所です。冬は気温が下がり空気が澄む日が多く、星が明るく見えます。

市街地から短時間で行けるうえ、道路もわかりやすいので、初心者でも訪れやすいスポット。

夜の静けさの中で星空を眺める時間は、富良野らしい落ち着いた雰囲気が感じられます。

公園周辺は街灯が少なく、空が大きく見える環境ながら、有名な公園でアクセスのしやすさは非常に高いです。短時間の観賞にも向いているんです。

📍アクセス情報

• 住所:北海道富良野市東鳥沼1
• 🅿️ 駐車場:無料駐車場あり
• 🚌 アクセス:JR富良野駅から車で約10分

冬の富良野で最も注意すべき環境リスクは?

気温が氷点下15度以下になる夜があり、短時間でも指先が動かなくなる寒さです。撮影者は予備バッテリーを内ポケットで温めておくと安全です。

⚠️注意点

・富良野は冷え込みが非常に強いため防寒具必須。
・足元が暗いため、ライトがあると安全です。

北海道の冬に参加できる代表的な絶景星空ツアー

冬の北海道で星空を眺める時間は、静けさの中に特別な感動を感じられるひとときです。頭上には満天の星空、足元には雪原が広がる、冬ならではの良さですね。

旅行初心者でも参加しやすい星空ツアーがそろっており、北海道の冬の絶景を安心して楽しめます。

星空ツアーでは、その日の風や雲の動きを見ながらガイドさんがベストな場所へ案内してくれるんです。

暗い道を自分で探す必要がないため、雪道の運転に慣れていない人でも心配が少ないのが大きなポイントといえます。

地域の観光協会や自然センターと連携したツアーも充実しており、信頼できるツアーガイドさんが北海道の冬の星空を紹介してくれます。

各地域の星空ツアーには、その土地ならではの景色があります。道東、十勝、富良野、どこも冬の北海道らしい絶景ばかりです。

家族旅行でもカップルでも、一緒に思い出をつくりやすい体験になると思いますよ!

【知床|肉眼で3500個の星空を楽しむ星の時間】

知床の冬の夜は、海と山に囲まれた静かな環境で、星空がすっと目に入ってくるのが特徴です。

雪を踏む音がキュッキュッと響く中で星空を見上げると、「ここまで来てよかった」と思わせてくれる瞬間に出会えます。北海道の冬の絶景をじっくり楽しみたい人にぴったりのツアーです。

星の時間さんの知床ナイトツアーでは、所要時間は約1~2時間で、200㎜の反射望遠鏡を使った冬の星空の観察ができます。

三脚で設置された望遠鏡を交代でのぞきながら、じっくり観察を楽しめます。 

ほとんど歩かず、時間内は出入り自由なので、途中から参加したり早めに帰ったりもOK。写真をじっくり撮りたい方は、ゆっくり残って撮影もできますよ。

天気が良ければ、視力の良い方だと肉眼で3500個くらいの星が見えることもあり、椅子もあるので、座ってのんびり満天の星空を眺めながら流れ星を待つこともできます。

運が良ければ北海道の野生動物にも出会えるかもしれません。

📍アクセス情報

•住所:〒099-4356 北海道斜里郡斜里町
• 🅿️ 駐車場:不明
•🚌 アクセス:知床ウトロ温泉から車で約10分ほど

参加制限とかありますか?

公式サイトより下記の参加条件があります。

・6歳以上のお子様が参加できます。
・身長120cm未満の方には踏み台を用意しますので、事前にお知らせください。

⚠️注意点

  • 月の満ち欠けにより、月が明るく星が見えにくい場合があります。(満月に近いと月明かりが強くなります。新月に近いほど月明りが弱く、星空観賞はしやすくなります。)
  • 凍った道を歩くことがあるので、滑りにくい靴を選びましょう。

【十勝|まるで天然プラネタリウム!宇宙旅カフェ】

十勝の冬の夜は、地平線まで広がるような大きな空が印象的です。周囲の光が少ない場所が多く、北海道の中でも満点の星空を実現しています。

北海道の冬らしい絶景を気軽に楽しめるため、初心者でも参加しやすい環境が整っているんです。

サムライプロデュースの「宙旅カフェ」では、「北海道の星空がトキメキと癒やしで心を満たす」をコンセプトに、心地よい星空に出会う旅へ行けます。

十勝の広大な土地を活かした360度に広がる星空は、まさに天然のプラネタリウムです。

高性能の天体望遠鏡を使えば、肉眼では見えない銀河や星雲、星団まで観察できて、本当に宇宙を旅しているみたいな気分になれますよ。

※天体望遠鏡はメンテナンス状況により使用できない場合があります。事前にご確認ください

JR帯広駅周辺のホテルなら送迎もしてくれるので、気軽に参加できるのも嬉しいポイントです。

📍アクセス情報

•住所:〒080-0801 北海道帯広市東1条南16丁目14−1(集合場所)
•🅿️ 駐車場:不明
•🚌 アクセス:JR帯広駅から車で約15分、帯広空港から車で約30〜40分

参加できる年齢は?

対象年齢3歳~99歳です!幅広い年齢の方がツアーに参加できるのは、家族でも安心ですね。

⚠️注意点

  • カイロなどはご自身でご用意ください。
  • 最少催行人数は2名です。

【富良野|動物と星空の同時観賞ツアー富良野リゾート興産】

富良野の冬の夜は、雪原の静けさがとても心地よく、また、北海道のほぼ中央に位置し、「北海道のへそ」としても知られています。

街灯が少ない場所も多く、星空をじっくり味わえる環境が整っています。家族旅行でもカップルでも参加しやすく、冬の北海道らしい絶景を満喫できます。


レジャーガイド 遊び屋(富良野リゾート興産)さんの「動物星空観賞ツアー」では、曇って星空観賞ができないという残念な日は、動物をメインとしたツアーをしてくれます。

天気が心配で北海道の星空ツアー参加を迷っている方でも、こちらのツアーならその心配がありませんね。

もちろん星空観賞も満喫できますし、なによりご利用の方からは「スタッフさんの対応が良い!」と好評みたいです。

安心して楽しい北海道の星空ナイトツアーに参加したい方にはおすすめです。

📍アクセス情報

•住所:〒076-0035 北海道富良野市学田三区
•🅿️ 駐車場:あり(夏季シーズン限定で、指定ホテルから無料送迎バスが運行しています。)
•🚌 アクセス:JR富良野駅から車で約10分、旭川空港から車で約1時間

所要時間はどのくらいですか?

約2時間の星空観賞ツアーと公式に記載がありますよ。

⚠️注意点

  • 気温が急に下がるため、真冬用の防寒が必須です。
  • 雪原を歩くため、防水性の靴を準備してください。

北海道の冬の星空観賞を快適にするための服装

北海道の冬で星空を楽しむなら、気温よりも体感温度を意識した服装選びが欠かせません。

寒さと風で体が一気に冷えてしまわないよう、これから紹介する3つのポイントを順番に押さえていけば、安心して星空観賞を楽しめるはずです。

まずは「気温と体感温度の差」を理解して、次に「重ね着の組み立て方」をマスターし、最後に「長時間向けの持ち物」で快適さをプラスしていきましょう。

この3点を押さえておけば、現地での不安も減り、冬でも星空にしっかり集中できるようになります。

北海道の冬特有の気温と体感温度から考える服装選び

北海道の冬に星空を見るなら、数字で示される気温よりも体感温度を基準に北海道の冬での服装を選ぶことが重要です。

風が強ければ強いほど体は冷えやすく、同じ気温でも体感はまったく違ってきます。

特に北海道の星空スポットは建物による風よけがないため、実際の気温より数度低いつもりで北海道 冬 服装を準備しておくと安心でしょう。

体感温度を意識すれば、「とにかく厚着すればいい」という発想ではなく、自分にとって本当に必要な温かさを見極められるようになります。

夜の寒さに驚かされることなく星空を満喫するためにも、風速も含めてチェックしながら北海道の冬の服装を調整するのが賢い服装選びです。

気温は同じでも「風速」で変わる体感温度

気温が -5℃ のとき、風の強さによって「体感温度」がどのくらい変わるかをイメージしたグラフです。

バーが長いほど「体感として寒い」イメージです。
より寒い 体感 -15℃ 体感 -10℃ 体感 -5℃ 体感
体感 -5℃
弱い風
(1m/s)
体感 -10℃
普通の風
(3m/s)
体感 -15℃
強い風
(5m/s)

風速でこんなに体感温度が変わるなら、防風対策が必要ですね。

星空観賞に適した重ね着の構成と防寒アイテムの組み立て方

星空を快適に眺めるための北海道での冬の服装は、「インナー・中間着・アウター」の三層構造で組み立てるのが基本になります。

インナーは汗冷えを防ぎ、中間着は体温をキープし、アウターは風や雪をシャットアウトしてくれます。

この三層がきちんとそろえば、体の周りに暖かい空気の層が生まれ、長時間でも冷えにくくなるんです。

さらに、首元や手首といった冷えやすい箇所は小物でカバーすると効果がぐっと高まり、星を眺めている間も体が楽に感じられます。動きやすさも忘れずに。

重ね着「インナー・中間着・アウター」のイメージ

アウター層(いちばん外側)
防風・防水のジャケットやスキーウェアで、風と雪から全身を守る役割。
中間着(ミドルレイヤー)
フリースや薄手ダウンで体温をためて、全身をじんわり温める層。
インナー層(いちばん内側)
吸湿発熱素材やウールインナーで汗冷えを防ぎ、肌をドライに保つ土台。

むやみに重ね着するより、三層をバランスよく整えた北海道での冬の服装のほうがずっと快適に過ごせます。

長時間の観賞や撮影に備えたい持ち物と快適性を高める工夫

星空を長時間楽しむなら、服装だけでなく持ち物も服装の一部として捉えると快適度が段違いに変わります。

どれだけ着込んでも、外に長くいれば体は少しずつ冷えてくるもの。貼るカイロや温かい飲み物を入れた水筒を用意しておくと心強いですね。

また、足元からじわじわと冷えがはい上がってくるので、断熱マットやレジャーシートを敷いて座れるようにしておくと体の負担がかなり減ります。

撮影する方は手袋を外す機会が多くなるため、ポケットにカイロを忍ばせておいて指先をこまめに温めるのが効果的です。

冷えやすい部位と防寒のポイント

どこから冷えるかをイメージできると、防寒アイテムを選びやすくなります。

頭まわり

熱が逃げやすい場所なので、ニット帽でしっかり覆うだけで全身の温かさがぐっと変わります。

ニット帽
首もと

冷たい風が入り込みやすい部分です。ネックウォーマーで隙間をふさいでおくのが効果的です。

ネックウォーマー
手・指先

指先が冷えると一気につらくなるので、二重手袋で保温と動きやすさを両立させましょう。

二重手袋
足先

地面からの冷えがじわじわ上がってくるため、厚手靴下とスノーブーツでしっかりガードします。

スノーブーツ
腰まわり

腰を冷やさなければ、立ちっぱなしでも座りっぱなしでも楽に過ごせるようになります。

ロング丈アウター

こうした持ち物で防寒対策を補強すれば、寒さに気を取られることなく、星空を存分に楽しめる時間を長く保てます。

服装以外にも星空観賞を満喫するために必要な道具があります!
下記の記事では必要の道具を10個にまとめていますので、是非ご覧ください!👇

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北海道の冬の星空を満喫するためのまとめ

  • 冬の北海道は空気が澄み、初心者でも星空を楽しみやすい環境が整っている
  • 家族やカップル向けに、アクセスしやすく難易度の高くない星空スポットやツアーを厳選して紹介している
  • より星空を満喫するにはツアーの参加も手段としてある
  • 体感温度を意識した服装選びや三層レイヤー、防寒小物や持ち物のコツまで具体的にまとめている


この記事では、冬の北海道で星空を楽しみたい初心者の方に向けて、行き先の候補と安全に楽しむためのポイントを整理しました。

この記事を通じて、「これなら自分たちでも行けそうだ」と感じていただけたら幸いです。

次の冬の旅を考えるときに、ふとこの記事を思い出して星空を見上げてみようかなと思ってもらえたら幸いです。

※訪問前に各施設の公式サイトで、営業・イベント・料金・休止情報の最新状況をご確認ください。

最後まで読んでいただいたあなたに、実際に行って感じたことなども取り入れた日本全国の星空スポットを「ランキング形式」で記事のご紹介です!

今後の星空観光にお役に立てると思います。
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