「綺麗な星空を見たいけれど、どこに行って良いかわからない」
「アクセスがしやすいスポットで気軽に星空を楽しみたい」
「旅行ついでに星空を楽しむスポットへも行ってみたい」
そんな星空好きな方にお届けする、日本全国の星空スポットランキング!全国各地や離島まで網羅していますので、この記事があれば日本のどこからでもアクセスしやすい星空スポットを見つけることができますよ!
ランキング形式にするのは難しかったのですが、紹介する場所は【ほし旅アッシュ】が実際に行って感じたことなども取り入れ、駐車場や高原などアクセス面でもしっかりと考えてランキング形式にしています。
星空というと、山奥や秘境的なところを紹介されることも多いと思いますが、どうしても、〇〇山の山頂からなどは初心者には厳しいのですよね・・・。そこで、今回の星空スポットランキングには初心者でも簡単に見れることをポイントに作成しています。
まずは地元の星空スポットを探してみるのも良いでしょう。そして、ご旅行先での星空やカップルでのおでかけスポット、友人たちと楽しむ夜ドライブ、星空撮影などのご参考になれば幸いです。
- 北海道の人気星空スポットベスト3:大自然の天然プラネタリウムを満喫
- 東北の人気星空スポットベスト3:星空観察に最適なエリアが多数
- 関東の人気星空スポットベスト3|日帰りの星空ドライブもおすすめ
- 長野県の人気星空スポットベスト3:日本一の聖地で感動を!
- 中部地方の人気星空スポットベスト5:日本有数の星空観察環境
- 近畿地方の人気星空スポットベスト3:高原・峠スポットが豊富!
- 四国地方の人気星空スポットベスト3:光害が少ない山間部で天の川
- 中国地方の人気星空スポットベスト3:肉眼で天の川が見えるエリアも多い!
- 九州地方の人気星空スポットベスト3:火山・高原地帯からの圧倒的な視界
- 沖縄の人気星空スポットベスト3:旅行の夜は星空観察で決まり!
- 番外編:日本の離島星空スポット3選:非日常の星空で癒される
- まとめ
北海道の人気星空スポットベスト3:大自然の天然プラネタリウムを満喫

北海道での星空スポットは、とても広く綺麗な星空スポットも多い中、観光客目線でベスト3を悩みに悩んで厳選しました。
観光目線なので星空スポットだけではなく、日中からその地域で遊べるようなスポットを選びましたので、ご旅行で観光スポットへ行く際の参考にご覧ください。
北海道限定の星空スポットも他の記事に詳しく書いていますので、そちらもあわせてご参考にされてみてくださいね。
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観光だけではなく、星空のためだけに足を運んでも損はない北海道の星空スポットをまとめてみました。北海道へ訪れる方や住んでいる方も一度ご覧になってみてください。
▶️北海道の星空スポット16選
北海道の人気星空スポット第1位:知床半島!日本の世界遺産で天の川を満喫しよう

北海道の人気星空スポット第1位に選んだのは、世界遺産の知床半島です。
知床よりも星空が有名な地域はありますが、初心者でも気軽に行けるような旅行者目線でのランキングにしました。では、知床半島の魅力を説明していきます。
知床半島の星空は天然のプラネタリウムと言えるほど絶景のスポットです。肉眼でも天の川も見れますよ。スマホでの撮影でもしっかりと天の川の撮影ができますので、ぜひ知床半島へ行く方は挑戦してみてください!
知床半島へのアクセス
東京・大阪・名古屋から知床へ
女満別空港(めまんべつ)まで直行便
羽田空港から:約1時間50分
伊丹空港・中部空港などからも一部あり
女満別空港 → 知床ウトロまで【バスまたはレンタカーで約2時間】
鉄道+路線バス(時間はかかるが安価)
網走駅 → JR釧網本線で「知床斜里駅」へ(約1時間半)
知床斜里駅 → 斜里バスでウトロ温泉へ(約50分)
まとめ(おすすめルート)
出発地 | 最もスムーズなルート |
---|---|
東京・関東 | 羽田 → 女満別 → レンタカーまたはバスでウトロ |
関西・中部 | 伊丹/中部空港 → 女満別 or 釧路空港 → 陸路 |
北海道内 | レンタカーが圧倒的に便利(特に札幌・旭川発) |
アクセスのしやすさを考えると、女満別空港からのレンタカー移動がベストです。
観光・星空撮影・自然散策いずれにも自由度が高くおすすめです
知床半島を1位にした理由は、楽しめる場所が星空だけではないところです。もちろん、星空のランキングですが旅行で行く場合は明るい時間も楽しみたいですよね。
そこで、日中も自然を満喫できて楽しめることや世界遺産でのんびり過ごすことができる知床半島を選びました。そして、夜には日本最高レベルの星空を見ることができますので、星空観光へも足を運んでみてください。
北こぶし知床 ホテル&リゾートでは2024年に「知床 星空散歩」イベントを開催(知床五湖の夜間散策) 客室や露天風呂から綺麗な海と星空を一望できます。
旅行会社もいろいろありますが、参考になるものを探してきました!じゃらんでは航空券セットのプランもあって便利ですので、参考に覗いてみてくださいね。
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星空観察にあると便利なグッズをまとめています。星空を見る際には、暗闇になりますので、足元の注意が必要になります。おすすめのランタンやその他の星空グッズもチェックしてみてください👇
▶️星空観察に必要な持ち物
北海道の人気星空スポット第2位:美瑛・富良野エリア|人気の星空観察プログラム

北海道の人気星空スポット第2位は、美瑛・富良野エリアです!
美瑛や富良野は町の規模が小さく、郊外に出ればすぐに真っ暗な環境になります。光害マップでも「光害がほぼゼロ」の地域が多く肉眼でも天の川がくっきり見えるレベルで星空を楽しむことができます。▶️光害マップ公式
夏でも夜はカラッとしていて涼しく空気が澄んでいて、本州に比べて大気中の水蒸気が少ないため星の輝きがくっきり見えます!
美瑛の「望岳台(標高930m)」や「十勝岳温泉」、富良野の「麓郷展望台」など、見晴らしの良い高台が多数あります。地平線近くまで視界が開けている場所が多く、全天の星が見渡せることが魅力です。
季節 | 特徴 |
---|---|
春 | 空気が澄んで安定。冬の星座と春の星座が共演する |
夏 | 天の川が最も明るく、流星群の観測にも◎ |
秋 | 空が高く透明感抜群。観光客も少なめで静か |
冬 | オリオン座・冬の大三角がくっきり。ただし積雪&寒さ対策は必須 |
✅ 光害が少なく空気が澄んでいる
✅ 大自然と星空の構図が絵になる
✅ 観察・撮影のための施設・宿泊環境が整っている
✅ 季節ごとに違う美しさがある
美瑛までのアクセス
▼ 新千歳空港(札幌)
・空港から車:約2時間30分(高速経由)
・JR利用:新千歳空港駅 → 札幌駅 → 旭川駅(約2時間)→ 美瑛駅(JR富良野線)
▼旭川空港(最寄空港・おすすめ)
・空港から車:約15〜25分で美瑛市街・青い池方面へアクセス可
・路線バス:旭川空港 → 美瑛駅前(所要30分/季節により本数少なめ)
▼車・レンタカーでのアクセス
出発地 | 所要時間(目安) | 備考 |
---|---|---|
札幌 | 約2時間30分 | 高速(道央道)使用で旭川鷹栖IC下車 |
旭川空港 | 約20分 | 最寄/星空観察なら夜間移動も可 |
富良野 | 約45分 | JR・車ともに観光ルートとして人気 |
富良野までのアクセス
・旭川空港→ 富良野:約1時間(車/レンタカー)
・空港からバス:ふらのバス「ラベンダー号」(夏季中心に運行)
【JR】電車でアクセス
▼ 札幌駅 → 富良野駅(所要:約2時間30分〜3時間)
札幌 → 滝川(特急)+滝川 → 富良野(根室本線 普通)
または 札幌 → 旭川 → 富良野(富良野線)
▼ 旭川駅 → 富良野駅(約1時間40分)
富良野線利用、景色は抜群(特に美瑛〜富良野間)
【車・レンタカー】でアクセス
出発地 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|
旭川空港 | 約60分 | 最速ルート。星空旅にも便利 |
札幌市内 | 約2時間30分 | 高速道利用(占冠IC経由がスムーズ) |
美瑛 | 約45分 | 絶景ルート。美瑛とセット観光に最適 |
トマム | 約1時間20分 | 雲海テラスとの周遊も人気 |
季節限定:観光バス(夏季)
・「ラベンダー号」(札幌〜富良野間/夏季限定)
・「ふらの・びえいフリーきっぷ」など、JR+観光バスセット券もあり
🏡宿泊施設の周りでも星空は見えますのでチェックしてみましょう!
☑️美瑛・富良野は人気スポットなので予約を取る場合は早めに予約をしましょう!
北海道の人気星空ランキング第3位:然別湖【十勝エリア】標高810mにある湖

北海道の人気星空スポット第3位は然別湖【十勝エリア】です。
北海道唯一の自然湖で標高810mの山岳湖。十勝エリアにあり大雪山国立公園内にあります。周囲には人工物がほとんどなく大自然のままになっており、非日常の景色を体験できるので、ここでリラックスした日を過ごし、日頃の疲れも癒してみてはいかがでしょうか。
湖面に天の川が映るという全国でも数少ない体験ができる場所です。湖面に映る星が幻想的で【天と地の星空】とも呼ばれています。「高地 × 光害ゼロ × 空気の透明度 」= 星空観察の三拍子がそろうスポット!
然別湖までのアクセス
とかち帯広空港 → 然別湖:約1時間30分(車)
経由地:帯広空港 → 音更町・鹿追町 → 然別湖
途中にコンビニなどがあるのは音更町まで。湖周辺は何もないので事前準備必須です。
【路線バス(十勝バス)】
・夏季限定で「帯広駅 ⇆ 然別湖」間の路線バス運行あり(所要 約2時間)
・ただし運行本数は1日1〜2便程度と少ないです
【タクシー利用】
帯広駅 → 然別湖はタクシーで約90分
おおよその運賃:約1万2,000円前後(片道)
【車(レンタカー)】を利用する場合の目安距離
出発地 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|
帯広空港 | 約1時間30分 | もっとも便利・スムーズ |
帯広駅 | 約1時間20分 | 鹿追町経由で快適な山道 |
札幌市 | 約4時間〜4時間30分 | 遠距離だが日帰り不可ではない |
富良野・美瑛 | 約2時間〜2時間30分 | 東大雪エリアと組み合わせ可能 |
然別湖アクセス時の注意点
・湖周辺にはガソリンスタンドやコンビニがない
・夜間は街灯がほとんどなく、星空はきれいだが走行注意
・冬期(11月〜4月)は路面凍結&一部区間通行止めの可能性あり
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然別湖にはキャンプ場もあり夜の星空をガイド付きで楽しむ、ナイトウォッチングなどのメニューもありますよ。
▶️然別湖ネイチャーセンター
北海道だけの特集記事を作成しましたので、北海道の星空をもっと詳しく知りたい方はチェックしてくださいね👇
▶️北海道星空16選で非日常体験
東北の人気星空スポットベスト3:星空観察に最適なエリアが多数

東北地方は、都市の光害が少なく標高が高い山地や静かな湖畔が多く星空観察に適しており、有名なスポットも多く人気のある地域です。関東からも距離や時間が掛かり、星空観察だけのためにはなかなかいける距離ではありません。
しかし、東北地方の星空はそれだけの価値があると考えています。星空はより暗い場所から見た方がいいので、少し離れればすぐにどこでも星空スポットになる東北は星空観察にも適している良い場所だと感じます。
星空を見に行く際に掛けても良い時間をSNSで聞いてみたところ、2時間以内が60%を超えました。ほとんどの方は、タイパ・コスパの時代でもあるので時間をあまり掛けないけれど、星空はしっかり楽しみたいので2時間かけてより暗い星空スポットへ行く方が多いようでした。

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▶️東北の星空特集!星浴を楽しもう
東北地方の星空ランキング第1位:十和田湖【青森県】湖面に映る星空を堪能!

東北地方の人気星空スポット第1位は十和田湖【青森県】です。十和田湖は光害が少なく天の川がくっきりと肉眼で確認できる星空スポットです。湖面に映る星空は幻想的で人気があります。
専門ガイドによる星浴体験もあり初心者でも気軽に参加できるところもいいですね。
ベストシーズンは、春〜秋(6〜10月)!天の川・流星群が見やすく、空気が澄むシーズンです。また、秋の紅葉+星景も美しいおすすめのスポット。
十和田湖では、天の川だけではなく流星群が肉眼で観察可能です!展望台や静かな湖畔(例:発荷峠、御鼻部山展望台など)での星見に最適で、湖面に映る星空や山の稜線シルエットとのコラボが美しく、写真家にも人気があります。
十和田湖までのアクセス
車でのアクセス
東北自動車道「十和田IC」/「小坂IC」経由で休屋(十和田湖畔)まで約30〜50分(ルートは国道103号・454号)
八戸方面からは国道45号→102号を通り、所要時間は約1時間40分
駐車場情報
休屋地区には**「休屋駐車場」など複数あり、600台前後収容**(1日500円)
新幹線利用ルート
八戸駅/新青森駅/七戸十和田駅からJRバスに乗車。
八戸駅から「おいらせ号」で約2時間15分、休屋下車
新青森駅からは「みずうみ号」で約3時間10分
方法 | 利点 | 注意点 |
---|---|---|
車(十和田IC経由) | 自由度高く便利、観光ルートも組みやすい | 冬季の道路規制あり、運転慣れが必要 |
鉄道+バス | 新幹線利用可能で公共交通メイン | バス便少なめ、時間がかかる |
冬季アクセス | 冬イベント時の専用バスあり(予約要) | 運行が週末限定・冬期交通情報に注意 |
東北の星空ランキング第2位:蔵王エコーライン周辺【宮城県】標高1,600m級からの満天の星

東北地方の人気星空スポット第2位は蔵王エコーライン周辺【宮城県】です。
蔵王エコーライン周辺は東北屈指の星空観察スポットとして知られています!星が降るような夜空が楽しめることで写真家からも人気です。
大気が澄んでいて、空気中のチリや湿度が少ないため星が非常にくっきり見えるのも特徴の一つですね。市街地の明かりの影響をほとんど受けず、天の川・流星群も肉眼で観測可能!
ベストシーズン:6月〜10月
夏(6〜8月):天の川が南の空にくっきり見える
秋(9〜10月):空気が一気に澄み、星の輝きが最高潮に
※春先や晩秋は天候が不安定な日が多く、凍結にも注意
蔵王エコーライン周辺へのアクセス
車でのアクセス
東北自動車道「村田IC」または「白石IC」**から蔵王エコーライン(大鳥居入口)まで約25分~45分程度
冬期(11月上旬~翌4月下旬)は全面通行止め
開通期間(4月下旬~11月上旬)でも夜間は通行止(17:00~翌8:00)となるため日没前に到着するよう注意が必要です
夜景・星空観察目的の場合は、通行規制時間を避けて夕方までに到着するプランをおすすめします
駐車場・停車スポット
駒草平駐車場:トイレありドライブ休憩に最適
バス・公共交通手段
土日祝のみ運行の宮城交通路線バスが、白石蔵王駅(または白石駅)から蔵王刈田山頂まで運行しています
所要時間は約1時間30分。冬期は運休となります
手段 | 利点 | 注意点 |
---|---|---|
車 | 自由に立ち寄り・停車が可能 | 夜間/冬季の通行制限あり |
バス(土日祝) | 運転不要・快適な公共交通 | 運行本数少・冬期運休 |
蔵王エコーライン周辺でも人気スポットはあります。どこからでも綺麗には見えますが、通行禁止の時間がありますので、駐車場があるところから見るようにしてください。
夜間(17:00〜翌8:00)通行禁止
スポット名 | 特徴 |
---|---|
刈田岳展望台 | 駐車場からすぐ。星と山のシルエットを楽しめる |
御釜周辺(稜線) | 天の川とカルデラの絶景撮影が可能 |
賽の河原 | 月明かりがない日には星がより鮮明に映る |
蔵王エコーライン周辺での星空観察では通行止めの影響もあって長時間の滞在が基本になってくると思います。その際には便利グッズや快適グッズがあるといいですね!
▶️星空観察に必要な便利グッズ
▶️買ってよかった星空グッズ
東北の人気星空スポット第3位:田沢湖・乳頭温泉郷【秋田県】水鏡の魅力

東北地方の人気星空スポット第3位は田沢湖・乳頭温泉郷【秋田県】です。
田沢湖(秋田県)の星空は、湖面への映り込みや光害の少なさが魅力で、天文ファンにもフォトグラファーにも人気です。温泉と星空を両方楽しみたい人に人気があります。湖面に天の川が映り込む『水鏡』現象が美しく訪れる人を魅了します。
- 鏡のように映る星空
- ほぼ人工光ゼロの夜空
- ツアーやキャンプを絡めた星体験
田沢湖・乳頭温泉郷までのアクセス
車で行く場合
東北自動車道・盛岡ICから
→ 国道46号経由で約70 km、所要約1時間10分~1時間15分
秋田市・秋田空港方面から
→ 秋田自動車道 協和ICを経由し約65 km、所要約1時間20〜30分
【電車+バス】で行く場合
秋田新幹線「こまち」で田沢湖駅へ
東京→約2時間50分、仙台→約1時間15分、盛岡→約30分
駐車場・湖畔での車移動
湖畔には無料駐車場が複数あり、合計約260~500台以上収容(春山第1/第2など)
手段 | 利点 | 注意点 |
---|---|---|
車(盛岡/秋田方面) | 自由に動け、観光を効率良く巡れる | 冬の路面凍結や天候に注意 |
電車+バス | 公共交通のみでOK。のんびり旅に最適 | バス便は本数少め → 時刻確認必須 |
飛行機+タクシー | 初めての人にも安心/手続き簡単 | 料金や予約・車移動に慣れが必要 |
関東の人気星空スポットベスト3|日帰りの星空ドライブもおすすめ

関東地方での星空スポットは少なく感じる方もいると思いますが、実は多くあるんです。今回は人気どころを紹介していきます。
都心(東京・横浜など)から2〜3時間圏内で、星がよく見える場所が豊富ですが、逆に言えば2時間から3時間離れないと星空観察に適した環境ではないということも言えます。星空観察はドライブも込みで楽しむのが良いでしょう!
完全な暗闇ではないが、街の灯りと星空が共存する風景は『都市星景』として人気が出てきました。関東の星空は高原・山間・海辺とロケーションのバリエーションが豊かなのが特徴です!
地域 | 特徴 |
---|---|
奥多摩・秩父 | 山に囲まれた谷間の暗さで天の川◎ |
日光・戦場ヶ原 | 高原湿原×空の広さ×低光害 |
千葉・房総 | 都心から近い海沿いスポットで撮影◎ |
富士山麓 | 標高×星空×湖・溶岩・木々との組合せが美しい |
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関東で星空が見るにはこの記事に全てまとめてあります。
ドライブやデート、そしてキャンプ場まで網羅しています
▶️関東星空16選|穴場や人気スポットまで
近年の夏の人気は避暑地です。
暑さも厳しくなってきたので避暑地は例年以上に予約が取れなくなっています。
▶️関東近郊の高原は夏の避暑地にピッタリ!穴場スポット6選
関東地方の人気星空スポット第1位:戦場ヶ原【栃木県】肉眼で天の川をみよう

関東地方の人気星空スポット第1位は戦場ヶ原【栃木県】です。
戦場ヶ原(栃木県・奥日光)は、標高1,400mに広がる湿原地帯で、関東では珍しい高原型の星空観察スポットです。夜になると空が広く開け、360度パノラマの星空が広がります。
光害が少ない関東有数のダークスカイ。奥日光エリアは人工光が非常に少なく、都心から近いのに天の川や流星群が見られる数少ないスポットです!星明かりに照らされた草原と木道、山々のシルエットが神秘的な雰囲気で非日常体験ができます。
湿原に霧が出る夜は、霧越しに星がまたたく幻想的な光景に出会えることも
戦場ヶ原:三本松園地駐車場までのアクセス
日光宇都宮道路 清滝ICから国道120号を経て、戦場ヶ原へ
赤沼駐車場まで約40分、三本松駐車場まで約45分、湯滝駐車場まで約50分
所要時間は日光駅から約40分、清滝ICからも約35〜40分
駐車場は整備済み・トイレ・自販機完備で、展望台の入口にも直結しており、夜間の星空待機にも便利です
三本松茶屋の裏手にはカッコウ展望台もあり、湿原を見下ろす撮影に最適
戦場ヶ原展望台入口まで徒歩すぐなので、星空・星景撮影にも抜群のロケーション
電車+バスでのアクセス
JR日光駅または東武日光駅から
「湯元温泉行き」の東武バスに乗車
約70分で「三本松」バス停着 → 徒歩すぐ展望台・駐車場エリア
交通手段 | 所要時間目安 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車(自家用車/レンタカー) | 駅から約40分 | 自由度◎/夜の観察にも対応 | 冬季・夜間は凍結や橋通行制限あり |
電車+バス | 駅→バス停→徒歩 約70分+歩5分 | 運転不要で安心 | バス便少なめ/時刻注意 |
タクシー | 約40分 | 快適/時間調整可能 | 費用が高め |
三本松園地駐車場は「戦場ヶ原での星空観察」の拠点として最高の立地です!
戦場ヶ原の星空観察|ここがすごい!
戦場ヶ原は、都心からのアクセスも良く、光害が少ないです。また、天の川や流星群が肉眼で見えるレベルであり、空が広くて星が地平線近くまで見えます。湿原地帯で開けた地形なので、360度パノラマの星空を楽しむことができます。
木道に立つと、視界を遮るものがほとんどなく「空に包まれる」ような感覚になります!「関東で天の川が見られるスポット」として有名で、全国から星空好きが集まるスポットです。
標高約1,400mに位置しており、真夏でも夜は10〜15℃と涼しいのでちょっとした上着は持っていくようにしましょう!
おすすめ時間帯:21:00〜23:30ごろ(特に新月期)
持ち物:懐中電灯(赤色モード推奨)、レジャーシート、防寒着、虫よけ、双眼鏡
(星空観察の持ち物をチェック)
注意点:野生動物(シカ・クマ)に注意。物音やライトに気を配ること
タイプ | 理由 |
---|---|
星空初心者 | 行きやすく、環境も整っているので安心して観察できる |
カップル・夫婦 | 静かでロマンチックな雰囲気。ドライブデートにも◎ |
写真好き | 星+湿原の独特な世界観が撮れる、関東有数の星景スポット |
一人旅 | 静かな高原で、心を落ち着けながら星と向き合える |
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関東の星空スポットのまとめはこちらにまとめています
▶️関東星空16選|あなたにピッタリなスタイルが見つかる
親子で星空観察で楽しんで自由研究をしてみませんか?
▶️星空を観察しよう!自由研究にピッタリな関東の星空体験スポット5選

関東地方の人気星空スポット第2位:堂平山【埼玉県】星空天文台の聖地

関東地方の人気星空スポット第2位は堂平山【埼玉県】です。
標高876mの好条件で堂平山頂にある「星と緑の創造センター」では、関東平野が一望できる高台からの星空観察が可能で夜でも街の光が気にならず、天の川や流星群をしっかり見ることができます。
堂平山は、関東平野を眼下に望む標高876mの高台で、車なら日帰りで星空観察も可能な貴重なスポットです。公共交通とトレッキングを組み合わせたプランもアウトドア好きには魅力的!
月2回(第2・第4金曜)に開催される星空観望会では、かつて国立天文台で使われていた口径91cmの望遠鏡で、木星・土星・銀河や散光星雲などを見ることができます(要予約・有料、宿泊者は無料または割引)。
施設内は駐車場・トイレ完備。夜間は宿泊者・観望会参加者以外は立ち入りが制限され、安全に星空を楽しめます。東京から車で2時間ほどなところも人気の理由ですね。
堂平山までのアクセス
車でのアクセス
関越自動車道 東松山ICから県道11号・172号経由で山頂駐車場へ→ 約27 km、30〜40分程度
嵐山小川ICからは約50分
山頂付近には「堂平天文台駐車場(無料約30台)」あり。車で直接アクセス可能です
方法 | メリット | 注意点 |
---|---|---|
車 | 天文台まで直通/駐車場あり・荷物が多くてもOK | 冬期や夜間は道路状況に注意(凍結・通行制限) |
公共交通+徒歩/タクシー | 運転不要/自然景観を楽しめる | バス・タクシー本数少なめ。事前予約が必要 |
登山道利用 | トレッキング好きにおすすめ |
公共交通とトレッキングを組み合わせたプランも、アウトドア好きには魅力的。
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星空観察では夜間の為、足元に気をつける事が必須です。
星空撮影をしている人にはライトは邪魔になってしまいます。
しかし、自分自身も足元が見えなかったら危ないので足元を照らして事故や怪我がないようにしましょう
▶️星空観察とランタン
関東の人気星空スポット第3位:犬吠埼周辺【千葉県】歴史ある灯台と星空

関東地方の人気星空スポット第3位は犬吠埼周辺【千葉県】です。
犬吠埼灯台やまわりの宿の明かりはありますが、海側では光害が少なく光のバランスが良いため、灯台と天の川の共演が狙えます。私も好きなスポットなので、この記事を見て下さっている方とここでお会いできたら嬉しいです♪
灯台の光跡が海に伸びるシーンと星空の組み合わせは、写真映え抜群の構図 !初心者から上級者まで楽しめる絶景です。
犬吠埼周辺までのアクセス
車でアクセス
東関東自動車道 → 佐原香取ICまたは潮来ICからR356号経由で約1時間(犬吠埼へ直行可能)
犬吠埼周辺には、君ヶ浜自由広場・君ヶ浜灯台下広場など無料駐車場あり(歩いて灯台まで約4〜5分)
星や夜明けを狙うなら・・・
車なら早朝や深夜の星空観察・初日の出も自由自在
交通手段 | 所要時間 | メリット | 注意事項 |
---|---|---|---|
車 | 約60分 | 荷物多め・夜間アクセスOK | 駐車場は無料だが湾岸混雑の可能性あり |
電車+徒歩 | 約2時間+20分 | 運転不要で安心 | 電車・銚子電鉄の乗換えと徒歩が必要 |
犬吠埼をさらに詳しくした記事を作成しましたのでチェックしてくださいね。周辺情報も載せています👇
▶️犬吠埼の星空と周辺情報(Google検索1位)
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関東の星が見える宿泊施設
▶️宿泊施設でのんびり星空を!癒し旅

長野県の人気星空スポットベスト3:日本一の聖地で感動を!

長野県は標高が高く、空気が澄んでおり、街の光が届きにくい地形のため、全国屈指の星空観察スポットが数多く存在します。1,400m〜2,600m級の高地が点在し、チリや水分が少ない。山に囲まれた地形や郊外のため、本当に綺麗な星空が見ることができます。
今回は地域でランキング形式でやってきましたが、中部地方をランキングにしてしまうと長野県が独占してしまう可能性があるので、長野県だけのランキングにしました。
長野の人気星空スポット第1位:阿智村【長野県】星空日本一は認定

長野県の人気星空スポット第1位は阿智村【長野県】です。
環境省「日本一星空がきれいな村」に認定の星空スポット。全国で最も星空が輝いて観察できる場所として認定され星の聖地として知られています。きれいな星空を見たいなら阿智村です!
宿泊施設もありますので自分に合ったスタイルで宿泊施設を選ぶのもいいですね。キャンプしながら星空観察でも、温泉に入りながらでも満天の星空を見上げてください。
「ヘブンスそのはら」では肉眼で天の川がくっきり、星の数が圧倒的に多く、会場で一斉消灯のカウントダウンがあり、星空が突然降り注ぐように見える感動体験や照明演出やライブ・映像演出との融合も人気の場所なんです。
山頂会場には星空ガイドがおり、星座・天体解説や双眼鏡・望遠鏡の貸出もあり、初心者からベテランまで楽しめるので、詳しくは公式ページを確認してください。
阿智村までのアクセス
中央自動車道 園原IC(名古屋方面利用可)または 飯田山本IC(東京方面)で降り、各ICから村中心部へ約10〜20分の距離です
園原ICは「ヘブンスそのはら日本一の星空ナイトツアー」の会場へ車で直接アクセスでき、無料駐車場も約2,000台完備
高速バス/直行バス
東京〜昼神温泉直行バスが運行。東京発:約5時間、片道約5,580円
名古屋〜昼神温泉間も直行バスあり。所要:約1時間50分、約2,600円
大阪〜阿智村も直行便が利用可能
電車+路線バス
電車で「飯田駅」または「上諏訪駅」へ
駅から村内への路線バスや、宿泊者向けの送迎バス/「阿智☆昼神直行バス 諏訪・飯田便」利用可能
上諏訪駅ルート:新宿〜上諏訪(あずさ)→送迎バスで昼神温泉
飯田駅ルート:飯田駅から路線バスで昼神温泉へ
交通手段 | 所要時間 | 料金目安 | メリット・注意点 |
---|---|---|---|
車 | 約1.5〜3.5時間(都市圏により) | 高速代+ガソリン代 | 自由度◎/駐車場豊富/冬はチェーン・スタッドレス推奨 |
高速バス | 東京:約5h、名古屋:約1.8h、大阪:約5h | 約2,600〜5,900円 () | 安価・乗り換えなし/夜行便利用で時間節約可 |
電車+バス | 約3〜4時間 | 約5,000〜7,000円 | 景色を楽しめる/宿まで送迎バスあり |
車でアクセスすれば「園原IC → ヘブンスそのはら」で星空ナイトツアー会場へ直行可能(駐車場あり)
電車・バス利用の場合も、路線バスや宿送迎でスムーズに村内へアクセスできます。
私はキャンプも好きなので、星空とキャンプ場が楽しめるスポットを1つ紹介します。阿智村にある、「銀河もみじキャンプ場」です。このキャンプ場からの星空は圧巻でした。この場所のファンであることもあり、コラボ記事を作成させてもらうことになりました。

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ほし旅×銀河もみじキャンプ場のコラボ記事!私が星空が好きになったきっかけのキャンプ場です♪
▶️ほし旅×銀河もみじキャンプ場

長野県の人気星空スポット第2位:野辺山高原:八ヶ岳エリア【長野県】プロもおすすめ!

長野県の人気星空スポット第2位は野辺山高原:八ヶ岳エリア【長野県】です。
日本三選星名所に選ばれた圧倒的な星空。天文学者に選定される「日本で一番綺麗な星空ベスト3」に石垣島・美星町とともにランクインしたのが、この野辺山高原。国立天文台の野辺山宇宙電波観測所を有し、クリアで鮮明な夜空を実現しています
高地×乾燥した大気で、光の拡散も少なく、星々の色がほんのり際立ちます。周囲は高原や農地なので360度見渡せる大パノラマの星空が広がり、夜の絶景スポットです。
場所 | 特徴 |
---|---|
国立天文台周辺 | 45m電波望遠鏡とのコラボで、静寂の中で天の川を満喫 |
平沢峠駐車場 | 八ヶ岳の稜線シルエット+星空が撮影人気のスポット |
八ヶ岳ふれあい公園 | 水面に映る星が幻想的な“鏡面撮影”エリア |
野辺山高原・八ヶ岳エリアまでのアクセス
車でのアクセス(最も便利)
東京・関東方面から
中央道・須玉ICから国道141号経由で約30km(約40分)
または、長坂ICから清里道路経由で約20km(約30分)
名古屋方面から
中央道・小淵沢ICから八ヶ岳高原道路経由で約30km。カーブの多い山道を進む
JR利用ルート
新宿→(中央本線特急)→小淵沢駅→小海線→野辺山駅(日本一標高のJR駅:1,345m)
東京→長野方面
北陸新幹線→佐久平駅→小海線→野辺山駅
名古屋方面
中央本線塩尻経由→小淵沢→小海線→野辺山駅
駅から天文台や高原施設へは徒歩40分または要予約の送迎バス・タクシー利用が便利
交通手段 | 所要時間 &距離 | 利点 | 注意点 |
---|---|---|---|
車(高速+一般道) | ・須玉IC〜野辺山:約30km/40分・長坂・小淵沢IC〜30km/30〜45分 | 自由に観光・高原ドライブ | 冬季は凍結・スタッドレス推奨 |
電車+徒歩/送迎 | 新宿〜野辺山:約2.5〜3.5時間 | 乗り換えで旅情あり | 駅〜天文台徒歩40分と交通手段要検討 |
八ヶ岳グレイスホテルでは毎晩「星空観賞会」を開催。専門ガイドと双眼鏡・望遠鏡が使える宿泊者向けプログラムがあります。
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長野県の星空スポットを3つに絞るのは大変でした。詳しい記事も作成していますので参考にしてください👇
▶️長野県の星空スポット10選
信州を拠点にしているフォトグラファーのsachiさん!ほし旅からインタビューさせてもらいました。
▶️ほし旅×フォトグラファーsachi特集記事

長野県の人気星空スポット第3位:しらびそ高原【長野県】肉眼で天の川がくっきり

長野県の人気星空スポット第3位はしらびそ高原【長野県】です。
標高約1,918 mに位置することで、街の光が届きにくく空気の乾燥度も高いため星が非常にシャープに見えます。天の川が一年中見えるのが特徴で、特に4月〜11月には流星群観測、流れ星ショーとの遭遇率も高いです。
しらびそ高原までのアクセス
車でのアクセス(最も便利・自由度高)
中央自動車道・飯田ICから県道251号&蛇洞林道経由で:約1時間15分(約43 km)
三遠南信自動車道・飯田上久堅ICから県道251号経由で:約1時間
駐車場・車中泊情報
宿泊施設「しらびそ高原天の川」前に**無料駐車場(約100台)あり
夜間は駐車場が閉鎖される場合があるため、暗くなる前の到着・退出推奨
夜間駐車場閉鎖があるため19時前後の行動計画をおすすめ
公共交通+タクシーでのアクセス
JR飯田線「飯田駅」または「平岡駅」下車後、信南交通バス・遠山郷線で約60分
そこからタクシーで約40〜45分(事前予約推奨、特に繁忙期)
方法 | 所要時間目安 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車(飯田IC〜) | 約1時間15分 | 自由度高く星空待機にも最適 | 冬季閉鎖・夜間閉鎖あり、山道の運転注意 |
電車+バス+タクシー | 約2時間30分以上 | 運転不要/公共交通利用可 | バス本数少ない・タクシーは事前予約推奨 |
【しらびそ高原天の川】では南・中央・北アルプスの稜線を背景にした星空。360°のパノラマ天空を眺める体験は圧巻です。星空を見れるように色々なプランが用意されています。星空観察だけではなく、美味しい食事で癒されるものいいですよね。
ここではキャンプ場もあり、キャンプをしながら星空観察もできます。人気のキャンプ場ということもあり予約は早めに取らないといけませんのでしっかりと準備するようにしましょう!
この地域のキャンプ場はどこも人気が高いです。阿智村もそうですが星空スポットである地域は月明かりがなく一番星が輝いて見える新月が特に人気になってきます。
星空観察には、新月の前後3日を狙うのがセオリーです!
新月(新月期は星空観察の大チャンス)
月 | 新月日 |
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7月 | 2025年7月25日(金) |
8月 | 2025年8月23日(土) |
9月 | 2025年9月22日(月) |
10月 | 2025年10月21日(火) |
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中部地方の人気星空スポットベスト5:日本有数の星空観察環境

中部地方の中でも北陸側の星空スポットには、他の地方にはない独自の魅力や観察環境の特徴があると私は思います。海岸からの水平線と星空のコラボが魅力であったり、標高1,000〜1,400m級の山間部も多いので星空観察にも適しています。
都市の光害からすぐ離れられるような地形になっていて、主要都市も比較的コンパクトな為、少しドライブすれば、すぐに光害のない世界が待っています。
都会に近いのに満天の星が見える「手軽な星空旅」が可能です!
中部地方の人気星空スポット第1位:越前岬【福井県】海と星空の両方を楽しめる希少スポット

中部地方の人気星空スポット第1位は越前岬【福井県】です。
越前岬(福井県)周辺は、日本海と断崖に囲まれたロケーションが、星空観察にピッタリの環境です。写真家たちも「冬のダイヤモンド」「冬の大三角」といった星座を背景に天体撮影をしており、その美しさはまさに圧巻です!
もちろん、夏の星空では天の川は北から南にかけて大きく横たわるように見えます。海上に浮かぶような天の川を観察できるのが最大の魅力!特に7月下旬〜8月中旬の新月前後は絶好の観察タイミングになります。
陸と海に囲まれた抜群の環境!展望台や灯台周辺は光害が少なく、星がくっきりと見えます。日本海との構図は絶景星景フォトの代表例になります。
日本三大流星群のひとつ「ペルセウス座流星群」は、毎年8月12〜13日頃にピークを迎えます。海岸に沿って寝転んで流れ星を観察する人も多く、まさに夏の風物詩ですね!
越前岬までのアクセス
車でのアクセス
北陸自動車道・鯖江ICから国道8号→365号→305号経由で約50分(約40 km)。蘇埼トンネル抜けて岬へ
北陸自動車道・敦賀ICから国道8→305号で約60分
駐車場あり(約50台)。無料の駐車場が岬の近くにあります
公共交通(バス+徒歩)
JR福井駅から京福バス(茱崎線または清水グリーンライン)に乗車し、約70分で越前岬(水仙ランド入口)バス停下車
バス停から岬までは徒歩で約15〜30分
手段 | 所要時間目安 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車 | 鯖江IC→50分、敦賀IC→60分 | 荷物が多くてもOK/深夜早朝対応可 | 混雑時は駐車難/冬季凍結注意 |
バス+徒歩 | 約70分+徒歩15〜30分 | 運転不要/景色を楽しめる | バス本数少/事前予約必要 |
駐車場は無料だが台数に限りあり。週末や水仙シーズンは早めの到着がおすすめ
夏は以下の代表的な星座が観察できます
・さそり座(低空だが南の空でくっきり)
・はくちょう座・こと座・わし座 → 夏の大三角形
・いて座のM8(干潟星雲)など星雲・星団も狙える
中部地方の人気星空スポット第2位:三方岩駐車場(石川県・岐阜県またがる)標高1,400m超えで見渡す限りの星空

中部地方の人気星空スポット第2位は三方岩駐車場(石川県・岐阜県またがる)です。
三方岩駐車場(岐阜県・白川村)は、白山白川郷ホワイトロード(旧:白山スーパー林道)の最高地点にある標高約1,450 mの展望駐車場で、360度のパノラマ景観が楽しめます。夏〜秋の好天時には、 天の川や数多くの星雲・星団が観察可能です。
星空撮影会の定番スポット!夜間通行止め区間で特別に実施される撮影会や星空ツアーがあり、深夜~明け方にかけて星と御来光を狙う人が多数参加しています。三方岩岳山頂からの360度星景+御来光は、カメラマンにも人気の構図です!星空観賞会では 流れ星も目撃されており、シャッターチャンスは豊富です。
三方岩駐車場までのアクセス
車でのアクセス
東海北陸自動車道・白川郷ICから国道156号経由、白山白川郷ホワイトロードへ
→ 約18 km、35〜40分で駐車場に到達
石川県側(中宮料金所)からも約20分
有料道路で料金が発生(普通車:1,600 円片道・往復2,600 円)
公共交通
高山駅から濃飛バスで白川郷へ約50分 → 車で約8分
バス〜駐車場は車またはタクシーの利用が前提
駐車場情報
普通車51台+大型バス5台+マイクロバス6台収容(無料)
トイレ・展望デッキが整備され、車椅子でも安心なバリアフリー設備あり
開放情報・注意点
開通期間:春〜秋(例年4月下旬~11月中旬)。冬季閉鎖あり
営業時間:6〜8月は7:00〜18:00/閉門19:00
:9〜11月は8:00〜17:00/閉門18:00
通行規制:冬期閉鎖、気象条件による規制あり
手段 | 所要時間 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車 | 白川郷ICから35–40分 | 駐車場完備・展望地直結・展望デッキ有 | 冬季閉鎖/通行料発生 |
駐車場の閉鎖時間もありますので星空観察するには泊まり込みになることになります。
中部地方の人気星空スポット第3位:弓ヶ浜海岸【静岡県】美しいビーチからの星空

中部地方の人気星空スポット第3位は弓ヶ浜海岸【静岡県】です。
光害が少なめ&海沿いの開けた視界
遠浅で波が穏やかな湾に囲まれ、海上側は街明かりの影響が少なく、海風を感じながら静かに星を楽しめる環境です!浜辺で星を眺めたり、夜間に天体望遠鏡を設置した宿泊施設も多くあります!
天の川がくっきり見える
伊豆半島の地形と南伊豆エリアの暗さにより、夏の天の川が美しく浮かぶ状況!特に新月期の7〜8月は絶好の観察タイミングです 。
しかし、毎年夏のこのエリアは海水浴や観光客で賑わいます。渋滞が発生したり宿泊施設の予約が取れなかったりと多くありますので、早めの予約と余裕を持って行動してください。
ポイント | 内容 |
---|---|
おすすめ時期 | ・7〜8月:天の川+ペルセウス流星群観察チャンス・12月:空気が澄み冬の星々が鮮明 |
撮影時の工夫 | 波打ち際や岩場を構図に入れると幻想的。三脚・長時間露光が良い |
注意点 | 夜間は海岸に街灯がほぼなし。懐中電灯(赤色)・防寒・滑りにくい靴を推奨 |
弓ヶ浜海岸までのアクセス
車でのアクセス(最も自由)
東名厚木IC → 小田原 → 熱海 → 伊東 → 下田 → 南伊豆町湊(弓ヶ浜) 所要時間:約3時間
東名沼津IC → 修善寺 → 下田 → 湊(天城越え経由)
所要時間:約2時間30分
新東名 長泉沼津IC → 伊豆縦貫→天城越え→下田→南伊豆町湊 道路が新しく、快適なルート
電車+バス/徒歩でのアクセス
東京から:特急「踊り子号」で伊豆急下田駅へ(約2時間40分)
熱海乗り換え:新幹線→伊東駅→伊豆急→伊豆急下田駅(約1時間30分)
下田駅 → 東海バス(石廊崎オーシャンパーク方面)
→ 「休暇村」バス停で下車(約22~25分)
「休暇村」バス停から徒歩1~3分で弓ヶ浜海岸へ
高速バス・直通便
現在は下田駅発の直通バスのみ。東京・名古屋発の直行バスは設定なし
注意ポイント
夏季は混雑期で駐車場が早く埋まりやすいため、早めの到着がおすすめ
バスは本数が少ないため、事前に時刻と停留所を確認しておくのが安心です
方法 | 所要時間(目安) | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車 | 厚木経由:約3時間沼津経由:約2時間30分 | 荷物多めでもOK/混雑時にも到着可 | 夏季は駐車場早満/山道渋滞の可能性 |
電車+バス+徒歩 | 特急約2h40m+バス25m+徒歩 | 運転不要/リゾート感が楽しめる | バス本数少/徒歩あり/乗継計画が必要 |
弓ヶ浜は白い砂浜×南伊豆最南端×松林に囲まれた1.2kmのビーチで、夕日や満天の星空を見るにはぴったりのロケーションです。夏は海水浴や花火イベント、冬〜春は静かな海景と星空散策が楽しめます。
伊豆半島の地形と南伊豆エリアの暗さにより、夏の天の川が美しく浮かぶので満天の星空を見ることができます。

中部地方の人気星空スポット第4位:牛岳スキー場【富山県】星空の観察会

中部地方の人気星空スポット第4位は牛岳スキー場【富山県】です。
標高約600 mで星空がキレイに見えるスポット!牛岳パノラマオートキャンプ場「きらら」上部は、360度開けたサイトになっていて人気がある。富山平野や富山湾の夜景と星空のコラボが楽しめます。
頂上部の展望台は、空が開けていて光害が少なめ。南側では満天の星空に包まれる体験が可能です星景撮影では、夜中から未明にかけて星を撮影し、御来光へつなげる構図が人気です。
車でのアクセス(最も便利&おすすめ)
北陸自動車道「富山IC」「砺波IC」「富山西IC」「小杉IC」から約30〜40分
富山ICからだと約40分、砺波ICや富山西ICからは30分程度で到着します
駐車場収容力抜群:1,800台分の無料駐車スペースあり。24時間利用可
電車+公共交通アクセス
北陸新幹線・富山駅まで:
東京から約2時間、新大阪から約2時間30分
富山駅 → 山田中核型地区センター
地鉄バスで約50〜60分 → さらに市営バスで10分
法 | 所要時間 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車 | 約30〜40分 (ICから) | 大人数・荷物OK/24h駐車可能/自由度◎ | 冬季は雪道対策必須/高速料金かかる |
電車+バス | 富山駅まで+約60分 | 運転不要/アクセス可能 | バス本数少/乗換手間あり/冬季運休注意 |
電車+タクシー | 駅から20分 | シンプルな移動/時間指定しやすい | タクシー費用がかかる |
展望台は24時間出入り自由&駐車場(30台程度)完備のため、夜間でも安心して滞在可能です!車中泊や軽装備での夜間観察もおすすめ。
しかし、滞在が長くなるならアウトドア用のチェアやランタンなど快適グッズが必要になりますので、準備して持っていくようにしましょう。▶️星空グッズはこちら
中部地方の人気星空スポット第5位:朝霧アリーナ(朝霧自然公園)【静岡県】富士山をシルエットに星空を!

中部地方の人気星空スポット第5位は朝霧アリーナ(朝霧自然公園)【静岡県】です。
新月期の晩、イベントのない夜がベスト。照明が少ないため、満天の星空と富士山のシルエットを同時に楽しむチャンスがあります
東方向は富士宮の光、西〜北方向は暗闇が広がり、夜間は駐車場の照明も消灯され、星見環境が整う!富士山と天の川の絶景コラボが楽しめるのもいいですね。
夏〜秋の天の川やペルセウス座流星群などが鮮明に観察でき、爽やかな高原の夜風の中での星見にぴったりです。
朝霧アリーナまでのアクセス
車でのアクセス(最も便利&おすすめ)
東名高速道路「富士IC」から国道139号経由で約31 km/約50分
新東名「新富士IC」からも約40分でアクセス可能
中央道「河口湖IC」方面からも道を通じて約45分
駐車場:第1・第2駐車場 各88台、計176台(無料)
通常は24時間出入り可。ただしイベント開催時や夜間に制限される場合あり。
第一駐車場にはトイレあり
方法 | 所要時間 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車 | 富士IC 40–50分、河口湖IC 約40分 | 荷物多可、自由度◎、駐車場あり | イベント時は混雑 |
- ロケーション:富士山×光害少 ×芝生広場=星景に最適
- 観察:夏〜冬、天の川・流星など通年楽しめる
- 撮影ポイント:天の川アーチ構図/タイムラプス向き
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近畿地方の人気星空スポットベスト3:高原・峠スポットが豊富!

近畿地方の星空の特徴は山間部や高原・峠スポットが豊富で、和歌山・奈良・滋賀・兵庫の内陸部には、標高500〜1,300m級の山岳地が多く光害が少ないクリアな星空が期待できます。
ドライブデートの日帰りコースも人気が高いで、天体観測施設が併設されたスポットも多い場所。宿泊施設を利用し、のんびり温泉からの星空も癒されます。大都市圏から90分以内で行ける穴場もあります。
近畿地方の人気星空スポット第1位:串本町・潮岬(和歌山県)本州最南端で水平線から昇る星

近畿地方の人気星空スポット第1位は串本町・潮岬(和歌山県)です。
本州最南端の海と星空がつながるロケーションで水平線から昇る星が見られる魅力のスポットです。潮岬観光タワー付近や橋杭岩付近も星景撮影スポットとして有名になっています!
星空ツアーや天文台もあり、星初心者〜カップルにも人気です。
串本町・潮岬までのアクセス
車でのアクセス
紀勢自動車道「すさみ南IC」から国道42号を南下し串本へ
串本から潮岬西入り口まで約5.5 km/8分、東入り口から約6.5 km/10分の所要です
駐車場:潮岬観光タワー付近には、普通車100台・観光バス11台分の無料駐車場があります
電車+公共交通アクセス
JR特急「くろしお」で「串本駅」下車(新大阪から約2時間40分)
串本駅からコミュニティバス「潮岬・出雲線」に乗車し、「潮岬灯台前」で降車
(約15分)
手段 | 所要時間目安 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車(自家用車レンタカー等) | すさみ南IC → 潮岬:約30分+8〜10分 | 荷物多くても◎/駐車場完備/自由度高 | 高速代・燃料費/道中の交通状況注意 |
電車+バス | 特急くろしお+バスで約3時間 | 運転なしで快適/渋滞リスク少 | 本数制限あり/乗換必要 |
飛行機+鉄道 | 羽田→白浜→特急→バスで約3.5~4時間以上 | 遠方からのアクセス良好 | 航空・鉄道の連携確認が必要 |
車なら潮岬観光タワーに直接行けて駐車も安心
潮岬観光タワーや灯台周辺は夜間光源も少なく、視界を大きく遮るものがないため、肉眼でも天の川がはっきりと見え、星空が浮かび上がるように感じられます。
春〜秋は天の川、ペルセウス座流星群などが観察できますのでいついくかをしっかりとチェックすることが大事になってきます。
近畿地方の人気星空スポット第2位:砥峰高原(とのみねこうげん|兵庫県)映画「ノルウェイの森」ロケ地

近畿地方の人気星空スポット第2位は砥峰高原(とのみねこうげん|兵庫県)です。
神戸・姫路方面の光害が南東方向にある一方で、天頂・北西側は非常に暗く星が見やすい
標高800〜900 mで光害が少なく開けた草原の夜空は、天の川などの星景撮影に最適です。
「ススキ草原×満天の星」の写真を撮りたくて訪れる人も多くいます。
初夏は緑のススキと天の川、秋は黄金色のススキと星空の組み合わせが美しく癒されるスポットになっています。
砥峰高原(とのみねこうげん)までのアクセス
車でのアクセス(おすすめ!)
播但連絡道路・神崎南IC(または神崎北IC)から約35〜40分県道39号→404号を通り、砥峰高原へアクセス可能です
駐車場:高原入口や「とのみね自然交流館」前などに無料・有料駐車場あり!
秋(ススキ見頃時期)は駐車料(乗用車:500円等)がかかることがあります
電車+バスでのアクセス
JR播但線「寺前駅」または「新野駅」下車
駅からは「神河町コミュニティバス」またはタクシーで高原へ(車で約30〜40分)
方法 | 所要時間 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車利用 | 約35–40分 | 自由に現地行動が可能/駐車場完備 | 冬季閉鎖&ススキ時期は混雑&駐車料発生 |
電車+バス/タクシー | 電車+バス・車で約1時間~ | 運転不要でらくラク | バスは本数少/冬季運休の可能性あり |
夏〜秋がベストシーズン。
ススキ草原と星空とのコラボが星空ファンや写真家に人気です
観測には新月期の夜・晴天時を狙うのが効果的で、防寒・撮影装備(赤灯・三脚・予備バッテリー等)をお忘れなく!星空観察にあって嬉しい快適グッズ
▶️星空観察に必要なアイテムまとめ

近畿地方の人気星空スポット第3位:大台ヶ原(奈良県)季節の星座が豊富

近畿地方の人気星空スポット第3位は大台ヶ原(奈良県)です。
・標高:約1,600m|国立公園内の秘境スポット
・関西屈指の標高と暗さを誇る“星空ガチ勢向け”スポット
天の川・流星群・星景写真などすべてに適しており新月時には満天の星が楽しめます。
光害マップでは南側に山と海しかなく、天の川がくっきりと見える環境です。4月〜10月が撮影シーズンで、天の川は南東〜真上にかけて現れやすいですよ!
▶️光害マップで詳しく見る
車でのアクセス
大阪・奈良方面から:阪和自動車道「美原JCT」→南阪奈道路→国道165号・169号経由で約2時間30分〜2時間45分(約80〜90 km)
名古屋方面から:名阪国道「針IC」→国道369・370・169号経由
約2時間30〜35分
紀伊方面(熊野)から:国道42・309・169号経由で約2時間
駐車場:大台ヶ原ビジターセンター前に200台(無料)駐車可。紅葉期などは早朝で満車になることもあるため、早めの到着推奨
公共交通でのアクセス
近鉄 大和八木駅または橿原神宮前駅から奈良交通バス「大台ヶ原行き」に乗車(約2時間45分)
運行は4月中旬〜11月中旬の期間限定で、1日1〜2便程度
バス運行時間や本数が少ないため、時刻表を必ず事前確認してください
方法 | 所要時間 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車利用 | 2h30〜2h45(大阪等) | 自由で早出/駐車場完備/荷物OK | 冬季閉鎖/紅葉期は混雑・満車の可能性あり |
電車+バス | 駅→バス停 約2h45 | 運転不要/公共交通利用で安心 | 本数少/予約不可/冬季運休/バスダイヤの即時確認が必須 |
駐車場だけで十分星空を満喫できて、立ち枯れや展望台で本格撮影もできる充実のロケーション
駐車場でも写真家が集まり、スマホでもナイトモードで星がキャッチできる輝きがすぐそこにあります。▶️スマホでの撮影方法
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関西のおすすめスポットはまだまだあります。
▶️関西星空スポット24選で目的別に探そう
四国地方の人気星空スポットベスト3:光害が少ない山間部で天の川

四国地方には、空気が澄んだ高原や離島、光害が少ない山間部など星空観察にぴったりな場所がいくつもあります。
ここでは、初心者でも行きやすい・アクセス面も考慮した四国のおすすめ星空スポット情報をお届けします。
四国地方の人気星空スポット第1位:四国カルスト(姫鶴平・天狗高原エリア|愛媛・高知境)

四国地方の人気星空スポット第1位は四国カルスト(姫鶴平・天狗高原エリア|愛媛・高知境)です。
四国カルストは標高1,300〜1,500 mの高地ゆえ、光害が極めて少なく「天の川」「流星群」の観察に最適で大人気スポットになります。車中泊などで最高の星空を見るために時間をたっぷり取ってお楽しみください。
季節 | 内容 |
---|---|
4〜8月(新月期) | 夏の天の川が夜半〜明け方にかけて昇るタイミングで撮影にベスト |
冬(12〜2月) | 空気が澄み、冬の星座・ダイヤモンド構図が美しい。ただし寒さ・霧・道路閉鎖に注意 |
四国カルスト(愛媛・高知境)までのアクセス
車でのアクセス(最もおすすめルート)
高知方面から(須崎ルート)
高知道「須崎東IC」**で降りて国道197号へ → 東津野城川林道(東線)を通り → 県道48号 → 天狗高原へ(約60 km/1時間10分)
林道は2車線整備されており、比較的走りやすい道です
愛媛方面から(松山ルート)
松山IC → 国道33号 → 国道440号 → 県道383号(地芳峠経由)で 姫鶴平、続いて天狗高原へ(約75 km/約1時間35分)
地芳峠は道が狭く危険な箇所が多いため、遠回りになるものの「東津野城川林道」ルートが道幅広く安全に通行できます
公共交通+車/バス+タクシー
高知駅 → JR土讃線で「須崎駅」(約40分) → 高知高陵交通バス「梼原行」で「新田」下車 → タクシーに乗換、天狗高原まで約40分(町営バスは廃止)
電車バス移動は接続に時間がかかるため、レンタカー利用が望ましいとされています
駐車場情報
天狗高原駐車場(標高1,425 m):20〜100台規模・無料(スポットによる)
ルート | 所要目安時間 | 特長 | 注意点 |
---|---|---|---|
車(須崎ルート) | 約1 時間10分 | 2車線林道で走りやすい/公共交通利用より自由 | カーブ多い山道あり、冬季通行止めの可能性 |
車(松山ルート) | 約1 時間35分 | 直接ルート/姫鶴平など複数スポットに寄れる | 峠道・旧道は狭く離合困難、遠回りルート推奨 |
給油所が少ないエリアですので、出発前に満タン給油を忘れずに
防寒と装備:標高が高いため夜間は氷点下まで冷え込みます。三脚・赤ライト・予備バッテリーなど必携
人気宿泊施設
星ふるヴィレッジ TENGU(旧・天狗荘)は、四国カルスト・天狗高原(標高約1,400 m)に位置する、星空観察を主体とした宿泊施設になります
標高1,400~1,485 mに立地し、西日本でもトップクラスの奥深い暗闇と抜群の空気透明度が魅力で悪天候の時は室内でプラネタリュウムもあり楽しむ事ができます。
2021年7月に全面リニューアル。旧「天狗荘」から名前も新たに 「星ふるヴィレッジTENGU」としてオープン
横になりながらの星空観察もできる星空客室もあります。贅沢すぎます!デートや記念日にぴったりのプランも用意されていますのでチェックしてみてください。
旅行サイトでも確認できます
四国地方の人気星空スポット第2位:大川原高原(徳島県)満天の星と市街地夜景

四国地方の人気星空スポット第2位は大川原高原(徳島県)です。
標高1,000 m超の高地で市街地の光が届きにくく南には真っ暗な空が広がり、天の川が鮮やかに見える環境です。北方向には徳島市街の夜景、南方向には暗い宇宙が広がり星空と夜景を同時に楽しめるバランスの良さが魅力です。
望遠鏡観察やイベントに参加希望の場合は佐那河内村役場(088‑679‑2115)への事前予約が必要
大川原高原(徳島県)までのアクセス
車利用が最も便利
徳島市街地から国道438号経由で約30 km/所要50~60 分
徳島ICからは約1 時間20 分
駐車場は100〜300台規模で無料、夜間も駐車可能
公共交通+徒歩またはタクシー
JR徳島駅 → 徳島バス佐那河内線「中辺」まで約40分 + 徒歩3時間(約180分)
手段 | 所要時間 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車 | 徳島市から50〜60分 | 快適・夜間でも自由/駐車場完備 | ペットボトルなど事前準備が必要 |
あじさい群生地:7月上旬には約3万株のアジサイが咲き、昼間の景観も美しい
例年、夏の流星群(ペルセウス座など)のピークになると多数の流れ星が観察されています。人気のスポットなので人も多くなることが予想されます。写真を撮るなら風車と天の川の構図が人気なのでスマホでも挑戦してみてくださいね。

四国地方の人気星空スポット第3位:ラ・フォーレつるぎ山周辺(徳島県)

四国地方の人気星空スポット第3位はラ・フォーレつるぎ山周辺(徳島県)です。
標高約1,500 mの高地に位置し、剣山登山リフト乗り場から車でわずか約6分。夫婦池の畔に建つ、山小屋風の一軒宿です
客室は和室・洋室ともあり、展望デッキ付きのお部屋も。大浴場は標高約1,470 mにあり、四国で最も高地にある入浴施設の一つ でもあります。高地なので光害が少なく、天の川や星座が全方位に広がる環境です。
宿からすぐ星景撮影開始可能!
夫婦池畔や駐車場は開けた視界が広がり、夜間でも星の撮影、観察がしやすいスポットです。宿は大浴場完備で、温まった後に星見へ。駐車場は無料・夜通し利用可!
道沿いに野生動物が出る場合もあり、夜間移動は注意が必要です。
フォーレつるぎ山周辺(徳島県)までのアクセス
車でのアクセス(最も便利)
徳島自動車道「美馬IC」出口から国道438号を南へ約36 km/所要約1時間30〜40分(標高差もある山道です)
所々案内看板があるルートで、国道438号を安全運転で。夜間や山荒れ時は注意が必要です
駐車スペースあり(無料、15台程度)
公共交通+タクシー
JR徳島線「貞光駅」下車(特急停車)
→ 駅からタクシーで約1時間20分で到着
※バスの接続はなく、山道経由の移動となるため、タクシー利用が現実的です
宿の玄関や駐車場すぐに星見スポットがあり、夜間移動なしで星空撮影が可能です
手段 | 所要時間目安 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車利用 | 美馬ICから約1時間20分〜1時間半 | 夜間も自由/駐車場有/荷物OK | 山道・凍結注意/天候急変に注意 |
公共交通+タクシー | 貞光駅からタクシー約1時間20分 | 運転不要/特急停車駅利用可 | タクシー手配要/料金や運行確認必要 |
夜間に露天風呂や大浴場で温まった後に、すぐ星空撮影へ出かけるプランが最適
※ できれば新月期の晴れた夜に星見拠点として活用すると、満天の星空と剣山のシルエットが楽しめます。
旅行会社の情報も載せときますのでチェックしてみてください
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四国の特集記事を作成しましたのでもっと詳しく知りたい方はこちら
▶️四国の星空スポット16選|穴場・観察・ドライブ・キャンプで満天の星を楽しもう!
中国地方の人気星空スポットベスト3:肉眼で天の川が見えるエリアも多い!

中国地方(鳥取・島根・岡山・広島・山口)の星空の特徴は、「山間部の暗さ」と「海沿いの開放感」の両方を兼ね備えている」ことが大きな魅力です。
鳥取・島根・山口などは都市の光害が少なく、肉眼で天の川が見える星空スポットの多いエリア!星降る町・美星町(岡山県)が有名ですが、「星取県(鳥取県)」は光害ゼロ運動を進めており全国的にも暗さが際立っています。
海×星空の開放感ある景観
日本海側では、水平線に沈む夕日~星空への切り替わりが楽しめるスポットが多いです。
中国山地を中心に、高原・峠・天空のキャンプ場など澄んだ空気の星見スポットが充実しています。玉造温泉(島根)や湯原温泉(岡山)など星空観察→温泉というセット旅行が可能。星空×宿泊で満足度が高くデート・女子旅・ファミリーにも大人気です。
中国地方の人気星空スポット第1位:星降る町・美星町(岡山県)

中国地方の人気星空スポット第1位は星降る町・美星町(岡山県)
「星降る町・美星町」は、国際ダークスカイ協会による日本初の「ダークスカイ・コミュニティ」認定地域であり、光害対策が徹底され、非常に澄んだ星空環境を提供しています
星空公園(星降る里・展望スポット)
標高約500 mで空気の揺らぎが少なく、天文学者27名による「日本三選星名所」に選出されたスポットです。
星空公園と隣接する美星天文台で望遠鏡観望会に参加するのもおすすめ!
(17:00~22:00営業)夜景・星空の絶好スポットです。
星降る町・美星町(岡山県)までのアクセス
車でのアクセス(もっとも便利)
山陽自動車道 笠岡ICから北へ約20 km(所要40分前後)賀陽ICからでも約40分
駐車場は約20台分の無料スペース完備
星空公園の施設横にあり、満車時は少し下った臨時駐車場の利用も可能
公園まで徒歩約7分
夜は標高約500 mで真っ暗になります。懐中電灯・赤色ライトの持参が必要です
手段 | 所要時間 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車利用 | 笠岡ICから約40分 | 機材も車内で保管/夜間移動可 | 夜間は暗く懐中電灯必須 |
自家用車やレンタカーでの訪問が最も安全かつ便利です
標高500 m超・市街地の光害除去条例による暗さが保たれ、天の川・満天の星が楽しめる環境になっています。
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星降る町・美星町の星空公園では暗く足元に注意が必要です。ランタンや懐中電灯が必須になりますので記事を作成しましたのでチェックしてください。
▶️星空観察ランタン特集

中国地方の人気星空スポット第2位: 阿佐山高原(山口県)穴場の星空スポット
中国地方の人気星空スポット第2位は阿佐山高原(山口県)
阿佐山高原(山口県岩国市美和町阿賀)は、標高約700〜900 mの高原エリアで、比較的光害が少なく、四季を通じて天の川や流星、季節の星座が楽しめる穴場の星空スポットです
夏季(新月期)には、地平線上に昇る天の川が目視でもくっきり見えるほど星が濃い場所です!夜間は車通りも少なく、静かで落ち着いた環境が特徴。撮影に集中しやすい雰囲気が魅力です。4〜8月の新月前後がベストシーズン。夜半以降に天の川が地平線から昇るタイミングを狙いましょう 。
阿佐山高原(山口県)までのアクセス
車でのアクセス(もっとも便利)
中国自動車道「千代田IC」から 約30分(約25 km)で山頂駐車場に到着します
峠道を経て林道を進むルートが整備されており、比較的走行しやすいです!
阿佐山高原を目指す場合、最寄り車道入口も美和町阿賀地区となります
(山頂駐車場近くまでは林道経由で進みます)
手段 | 所要時間目安 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車(千代田ICルート) | 約30分(25 km) | 機材積載可/手軽にアクセス可能 | 林道区間で細い箇所あり |
公共+徒歩(浜田ルート) | 車+徒歩で約2.5時間 | 地元利用向け | バス本数少/徒歩は長距離 |
Googleのマップには出なかったのと、調べてみても広島県の阿佐山が出てしまうので注意してください。
住所で検索してから向かうようにしてくださいね。
〒740‑1241 山口県岩国市美和町阿賀
中国地方の人気星空スポット第3位:三瓶山(島根県)肉眼で天の川を楽しもう!

中国地方の人気星空スポット第3位は三瓶山(島根県)です
夜間リフト運行「天空の星降るリフト」:イベント時は夜間にリフトが動き、標高約854mの山頂で解説付き星空観賞が可能です!
山頂はトイレなしのため、駐車場横で事前に用を済ませるのが必須です。晴天時には星空ガイドによる解説付きプログラムもあり、流星群シーズンは特におすすめ!
三瓶山(島根県)までのアクセス
車でのアクセス(もっとも便利)
山陰自動車道「大田中央・三瓶山IC」または「大田市駅」方面から車で約30分(約25 km)で三瓶山周辺へアクセス可能です。
松江・出雲方面から:出雲市から約60分、松江市から約100分
広島・岡山方面から:広島市から約120分、岡山市から約180分
駐車場は「西の原」約100台、「東の原」約150台、「三瓶自然館サヒメル」付近にあり、登山や星見ベースとして便利です
公共交通+徒歩
JR山陰本線「大田市駅」から石見交通バス(「三瓶線」)で約30~50分、終点または「定の松」「西の原」バス停で下車
バス便は1日数便程度の運行なので、事前の時刻確認が重要です
拠点 | 駐車台数 | 特長 |
---|---|---|
天空の星降るリフト駐車場(東の原) | 約140台無料 | リフト乗り場に直結。星空イベント参加に便利 |
三瓶自然館サヒメル駐車場 | 約150台無料 | 博物館・プラネタリウム利用+天体観察会の拠点に理想的 |
手段 | 所要時間 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車 | 大田中央IC/駅から約30分 | 機材積載可・時間自由/駐車場豊富 | 冬季の凍結・夜間暗闇に注意 |
公共交通+徒歩 | 大田市駅からバス30〜50分+徒歩数分 | 運転不要だが本数少&乗換要注意 | 時刻要確認・夜間は公共交通なし |
標高1,126 mの山頂付近は光害が少なく、クリアな星空や天の川観察にぴったりです。
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島根県の星空スポットをまとめました
▶️島根県の星空スポット
九州地方の人気星空スポットベスト3:火山・高原地帯からの圧倒的な視界

阿蘇・久住・霧島など、標高が高く、周囲を遮るものが少ない地形が多いため、空が広く感じられます。高原地帯では湿度も低めで空気が澄んでおり、天の川や星座がくっきり見えやすい星空スポット!
福岡県・熊本県などの内陸部にも、星野村や南阿蘇村のような光害の少ない集落が存在します。温泉と星空を同時に楽しめる由布院・黒川・霧島・嬉野などの癒し旅も人気!
天文台や星空イベントが充実
「南阿蘇ルナ天文台」「星の文化館(星野村)」「輝北天球館」など、大型望遠鏡を備えた天文台が点在しています。
九州地方の人気星空スポット第1位:輝北天球館/輝北うわば公園(鹿児島県)

九州地方の人気星空スポット第1位は輝北天球館/輝北うわば公園(鹿児島県)です。
2002年、環境省と星空財団による「星空の美しさ」ランキングで日本一の星空に選出されました。標高550mから360度見渡せる開放感のある空。星景写真にも最適です
- 望遠鏡:口径65cm(九州最大級クラス)
- プラネタリウムや天体解説あり(昼〜夜営業)
- 夜間の観望会も週末や連休に開催(事前確認を推奨)
夏(7〜9月):天の川、こと座(ベガ)、わし座(アルタイル)、さそり座、いて座
星景写真や天の川を狙うなら、新月前後がおすすめ!
輝北天球館/輝北うわば公園(鹿児島県)までのアクセス
車でのアクセス(最も便利)
鹿屋市街地から国道504号経由で約40分(約25 km)
鹿児島市内から国道10号〜504号経由で約90分
鹿児島空港から車で約60分(リムジンバス+車も可)
公園内と天球館に合計約100台規模の無料駐車場があります(キャンプ場・展望台含む)
天球館は大型望遠鏡(口径65cm)を備え、週末〜祝日は夜22時まで観望可能
交通手段 | 目安時間 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車 | 鹿屋市から40分/鹿児島市から90分 | 自由に移動可能、設備アクセス優 | 冬季や夜間の山道・霧に注意 |
公園内にはキャンプ場(約50台駐車可/100台余スペース含む)やバンガロー、森林浴エリアがあります
季節 | 特徴 |
---|---|
春 | 空気が乾燥し始め、天の川が見え始める。暖かく快適に観察できる |
夏 | 南の星座が充実し、流星群も多い。高原や離島が特におすすめ |
秋 | 空気が澄み、星の数が多く感じられる。山間部は冷え込み注意 |
冬 | 冬の星座が美しく、空気が最もクリア。温泉と組み合わせが◎ |
輝北うわば公園・天球館は全国でも「星空が最も美しい場所」に選ばれたことがある実績を持ち、施設が整っており、星空観望・撮影・キャンプに非常におすすめです。
輝北うわば公園、キャンプ場、各施設のご案内

九州地方の人気星空スポット第2位:南阿蘇ルナ天文台(熊本県)
九州地方の人気星空スポット第2位は南阿蘇ルナ天文台(熊本県)です。
【泊まれる天文台】として全国の星空ファンが訪れる九州屈指の星空スポットになっています。プラネタリウムや天文台が楽しめる星空ツアー、創作フレンチコースが人気の宿です。
2017年には日経なんでもランキング1位に選ばれた大人から子供まで楽しめるスポットで、星の専門家(星ソムリエ)が丁寧にわかりやすく説明してくれます。
南阿蘇ルナ天文台(熊本県)までのアクセス
車でのアクセス(最も便利)
熊本IC出口から約40分(国道57号〜新阿蘇大橋〜国道325号)
熊本空港から約50〜60分(県道28号経由、俵山トンネル経由など数ルート)
福岡方面(九重IC経由)や鹿児島方面(高千穂・延岡経由)からもアクセス可能
駐車場情報
館利用者向け駐車場(無料・約40台)を完備!
チェックインは15:00〜、チェックアウト翌11:00まで利用可
交通手段 | 所要時間 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車 | ・熊本IC:約40分・空港:約50分・高千穂など:50〜60分 | 自由度高く、大きな機材も積載可 | 山岳路のため天候変化・夜間走行注意 |
公共交通+タクシー | バス・電車+タクシー:計約60〜90分 | 自運転不要、安全にアクセス可 | バス便少・乗継時間調整必須・夕食注意 |
館内望遠鏡&プラネタリウム+解説付き星空ツアーあり
(20:30〜21:20ごろ、人数により21:30〜追加公演あり)
新月から予約が埋まることがありますので早めに予約を取るようにしましょう
九州地方の人気星空スポット第3位:久住高原「星ふる館」(大分県)
九州地方の人気星空スポット第3位は久住高原「星ふる館」(大分県)です。
源氏山のそびえる大草原に設置された「星ふる館」自体が、広い天体観察フィールドに囲まれており、360度パノラマで星が見渡せるのが最大の魅力です!
全天通年観察OK。春は桜と、夏の天の川、秋の透明度の高い星空、冬は冬の星座と一味違った見応えがありますので自分に合った季節に訪れてみてください。
特徴 | 内容 |
---|---|
🌠 光害がほぼゼロ | 周囲に集落や商業施設が少なく、九州有数の暗い夜空。肉眼で天の川がはっきり見える。 |
⛰ 空が広い | 高原特有の開けた地形で、360度パノラマの空が広がる。星空撮影にも最適。 |
🔭 天体観測のプロ向き設備 | 口径60cmの反射望遠鏡や天体ドームなど、本格的な観測環境が整っている。観望会も定期開催。 |
🌌 空気の透明度が高い | 標高が高いため大気が澄み、星の瞬きや星団・銀河の観察にも向いている。 |
久住高原「星ふる館」までのアクセス
車でのアクセス(おすすめ)
大分市方面から:約1時間30分
大分自動車道「光吉IC」 → 国道442号線を経由
熊本市方面から:約1時間45分
九州自動車道「熊本IC」→ 国道57号 → 竹田市経由
福岡市から:約2時間30分
大分自動車道「日田IC」→ 国道212号・442号経由
駐車場:無料/普通車用あり(数十台分)
項目 | 内容 |
---|---|
主な設備 | 60cm反射望遠鏡、屋外観望デッキ、天体ドーム、展示室など |
観望会 | 定期的に夜間観望イベントを開催(予約制) |
入館料 | 一般300円、夜間観望会は別料金(500円〜) |
天文スタッフ | 初心者にもやさしいガイド解説あり(星空案内人) |
季節 | 見える星空の例 |
---|---|
春 | おとめ座・しし座/銀河(M104など)/春の大曲線 |
夏 | 天の川・さそり座・いて座/夏の大三角(ベガ・アルタイル・デネブ) |
秋 | アンドロメダ銀河(M31)・ペガスス座/カシオペヤ座 |
冬 | オリオン座・冬の大三角(シリウス・プロキオン・ベテルギウス)・すばる(プレアデス星団) |
九州地方の星空は人気が高いだけではなく温泉や宿泊施設で楽しむ観光客が多い
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沖縄の人気星空スポットベスト3:旅行の夜は星空観察で決まり!

沖縄の星空は本土とは一味違う特徴を持ち、国内でもトップクラスの星空観察地です。沖縄(本島中心)における人気の星空とその特徴をまとめました。
南の空が開けている=南天の星座が見える
沖縄は本州よりも南緯に位置してる為、南の空が広く南天の星空が観測可能になります。
南十字星(サザンクロス):4月〜6月頃、地平線近くに見えます。
本州では観測できないので注目度も高く人気です。それ以外にも、ケンタウルス座、みなみじゅうじ座、カノープス など、南天のレア星が狙えます。
沖縄本島には「星×海」「星×ジャングル」「星×断崖絶壁」とバリエーション豊富です
エリア | 特徴 | 光害レベル |
---|---|---|
国頭村(ヤンバル・辺戸岬) | 光害ほぼゼロ/星空の宝庫 | ★★★★★(非常に暗い) |
今帰仁村・古宇利島 | 海と星が同時に楽しめる/観光にも便利 | ★★★★☆ |
瀬底島・本部町 | 本島から橋で渡れる穴場的ロケーション | ★★★★☆ |
南城市(知念岬公園など) | 那覇からのアクセスも良く意外と暗い | ★★★☆☆ |
沖縄の人気星空スポット第1位:辺戸岬は星空初心者におすすめ

沖縄の人気星空スポット第1位は辺戸岬です。
水平線まで星が見えるが天の川や流星群の全体像がくっきりと見えるスポットで、晴天率が高い時期(5〜9月)が星空観察におすすめです。
条件 | 内容 |
---|---|
ベスト時間帯 | 日没1.5時間後〜深夜1時頃まで |
ベストシーズン | 4〜10月(湿気が少ない晴天日) |
ベスト月齢 | 新月前後(満月付近は避ける) |
周囲に集落や街灯がほぼなく、光害が極めて少なく星景写真や星の軌跡撮影に的にしていて人気があります。
季節 | 星座・天体 | 特徴 |
---|---|---|
春 | しし座・おとめ座/南十字星(条件次第) | 南天の星座が見える珍しい場所 |
夏 | 天の川、さそり座、いて座 | 濃い天の川と流星群が美しい |
秋 | アンドロメダ銀河、ペガスス座 | 澄んだ空気で星がくっきり |
冬 | オリオン座、冬の大三角、すばる | 明るい一等星が多く見応えあり |
辺戸岬までのアクセス
車でのアクセス(レンタカー推奨)
沖縄自動車道(那覇IC → 許田IC)→ 国道58号北上 → 国道58号沿いに直進して辺戸岬へ!約2時間30分〜3時間
注意:辺戸岬に向かう公共交通は少なく、夜間運行なし
夜間訪問や星空撮影目的の方は必ずレンタカーを利用してください
無料駐車場あり(30台以上駐車可能)
崖沿いなので転倒・強風に注意
トイレは駐車場近くにありますが、夜間は暗いため懐中電灯必須
崖上の展望台エリア:手すり越しに星と海が撮れるスポット
夜間の崖上ですが問題はありません。しかし、懐中電灯くらいは用意していきましょう!
綺麗な星空を見に行ってケガはしたくないので最低限の準備をお願いします。
沖縄の人気星空スポット第2位:古宇利島で海と星のコラボを楽しもう!

沖縄の人気星空スポット第2位は古宇利島(こうりじま)です。
沖縄本島から古宇利大橋(全長約2km)を渡るだけでアクセス可能な絶景離島です。本来は、本島のみにしようかと考えていたんですが車で行けるので古宇利島も入れてみました。
360度のパノラマ星空が広がり絶景を見ることができます。周囲を海に囲まれ、視界を遮るものがほぼないため、全天の星が見渡せます。
スポット | 特徴 |
---|---|
古宇利ビーチ | 橋の下に位置。星×海×橋の構図が人気。観光客も少なめで落ち着く |
ティーヌ浜(ハートロック) | 北側で光害が少なく、星の輝きが強い。ただし足元注意 |
島中央の高台エリア | 広範囲が見渡せ、撮影・観察に◎(夜間は静か) |
古宇利島までのアクセス
車でのアクセス
那覇空港 → 沖縄自動車道「那覇IC」→「許田IC」
国道58号 → 県道110号 → 県道247号を経由し、古宇利大橋を渡る
約1時間40分〜2時間(約95km)
駐車場情報(無料)
スポット名 | 詳細 |
---|---|
古宇利オーシャンタワー | 駐車場あり(観光地) |
古宇利ビーチ周辺 | 橋のたもとに無料駐車場あり(撮影・観察向き) |
島内の海岸沿い | 小規模な駐車スペース多数(夜間も利用可能) |
街灯が少なく、懐中電灯は必須
古宇利島の星空が向いている人
タイプ | 理由 |
---|---|
星空初心者 | アクセスしやすく視界が開けていて安心 |
写真撮影派 | 星と海、橋のシルエットが映える構図が取れる |
カップル・家族旅行 | リゾート地+星空体験が一度に楽しめる |
アクセスしやすいので初心者でもハードルが低く旅行中の夜もしっかりと楽しむことができるのが嬉しいですね!

沖縄の人気星空スポット第3位:読谷村 残波岬(ざんぱみさき)360度の星空で時を忘れる体験

沖縄の人気星空スポット第3位は読谷村 残波岬(ざんぱみさき)です
那覇空港からでも比較的アクセスしやすい沖縄本島の中部に位置する残波岬。白い灯台が目印で、星空観察初心者におすすめのスポット。
駐車場から徒歩数分で満天の星空を観察できるおすすめの場所です。道路も整備されているので子供から大人まで、そして車椅子などでも行けるバリアフリースポットでもあります。
着いてすぐに感じるのは海の香り。波の音と満天の星空に包まれてロマンチックな星空時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
残波岬へのアクセス
車でのアクセス
・那覇空港→国道58号線を北上 約1〜2時間
(沖縄自動車道を経由しても行けますが、かかる時間はそこまで変わりません。)
リムジンバスでのアクセス(約1時間30分:1,700円)
那覇空港国内線ターミナル→リムジンバス那覇空港線リムジンバス読谷BT行→グランドメルキュール沖縄残波岬→徒歩15分・又はタクシー→残波岬
無料駐車場あり300台(綺麗なトイレも併設)
交通手段 | 所要時間 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
車 | 国道58号線を北上:約1時間50分 | わかりやすい道で、残波岬は道路標識にも書いているので、アクセスしやすい | 空港からのレンタカー利用時には事前予約必須 |
リムジンバス | 約1時間30分:1,700円 | 残波岬の近くのホテルまでの直行便あり | 時間帯・帰りの夜間バスなどは要確認 |
※沖縄は車社会のため、通勤・帰宅ラッシュ時には道路が混みますので、特に那覇空港周辺の道路混雑に巻き込まれないような時間帯で計画しましょう。
沖縄本島では2025年7月25日にテーマパーク「ジャングリア」もオープンすることから、オープン前後などには空港から北部までの道路状況は混むことが予想されています。
また、北部では道路拡張なども進んでいませんので、高速道路を使用しても道路混雑でかなり時間がかかることも予想できますので、おでかけの際には十分に余裕を持った計画で楽しみましょう。また、前日の道路混雑状況なども調べておくようにしておきましょう。
イベントなどと被ってしまうのも道路混雑に巻き込まれてしまうことがありますので、イベント情報なども調べておくと良いです。
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▶️沖縄県本島の星空スポット!南部・中部・北部別でご紹介
離島特集もやっていますのでチェック
▶️沖縄の離島で満天の星を楽しむ方法|おすすめスポット・ツアー・ベストシーズン完全ガイド
番外編:日本の離島星空スポット3選:非日常の星空で癒される

綺麗な星空を求めると、辿り着くところは離島になってきます。星空の特徴としては、光害が非常に少なく肉眼でも天の川や流星がくっきり見える!
また、大気汚染や湿度が本土より少なく、星の輝きがよりクリアに見えることも特徴でもあります。離島からは水平線まで視界が開けてるため、広大な星空が楽しめます。
アクセスはやや難易度高め:船や飛行機の利用が多いため、天候に左右されやすい。
離島星空旅は特別感と非日常性が魅力です
離島の星空は一生忘れない思い出になる:波照間島(沖縄県)

波照間島は、日本最南端の有人島として、南十字星をはじめ88星座のうち84個が観測できるほど、圧倒的に美しい星空スポットです。
光害ほぼゼロ×大気安定性
島全体が街灯や人工光が少ないため、満天の星が鮮明に見えます。波照間島南東端の星空観測タワーは、気流の影響も少なく観測環境が安定しているので美しい星空を見ることができます。
南十字星が見える希少スポット
特に12月〜6月には観測可能で4〜5月は夜10時〜12時の南中時刻がベストタイミングです
全天88星座のうち84星が観測可能で年間を通じてほぼ全ての主要天体が観測できる環境で、天体ファンや写真愛好家にも人気。解説付きツアーやワーケーション体験も増えています。
波照間島までのアクセス
沖縄本島(那覇)→ 石垣島(所要時間:約1時間)
本島以外からスタートするには石垣島まで直接行ってからが便利です
東京・大阪・福岡など主要都市から石垣島へは直行便もあり、乗継を減らせばさらに楽になります。
石垣空港 → 石垣港(離島ターミナル)
・タクシー:約30分(約3,000円前後)
・路線バス:約45分(料金500円前後)
石垣港 → 波照間島
運航会社:
・安栄観光
・八重山観光フェリー
運航本数:1日2〜4便(季節により変動)
料金:片道 約3,500円/往復 約6,600円
注意点
・波照間航路は日本一揺れる船と呼ばれるほど、波が高い日は欠航もあり
・船酔い対策(酔い止め・空腹回避)は必須
・できれば行きの便は午前中便を選ぶのが安心
旅行計画のコツ
- 宿と船は早めに予約(特にGW・夏休みは満席&満室になりやすい)
- 前泊するプランも検討を(石垣島に1泊してから波照間へ渡るとスムーズ)
- 船の欠航に備えた余裕ある日程を
難易度はやはりたくなりますが到着して日が沈んでだら圧巻の星空が待っています。非日常を体験して一生忘れることのない思い出を作ってください。
\沖縄の離島をもっと詳しく知りたい/
リクエストが多かった沖縄の離島特集を用意しましたのでチェックしてください!
▶️沖縄の離島で満天の星空を楽しむ方法
沖縄本島の地域別にまとめた沖縄本島特集も人気です
▶️沖縄本島の星空スポット特集
一生に一度は行きたい!島が天然のプラネタリウム!神津島(東京都)

神津島(こうづしま)は東京都発の「星空保護区」(ダークスカイ・アイランド)に認定された、離島ならではの圧倒的な星空スポットです。地元の努力により、人工光を遮断した環境が整備され、島全体が天然のプラネタリウムとなっています。
神津島までのアクセス
飛行機(調布飛行場 → 神津島空港)
航空会社:新中央航空(小型プロペラ機、約19人乗り)
所要時間:約45分〜1時間
運航本数:1日2〜4便程度
運賃目安:片道約¥15,600〜¥17,900
往復で¥28,200前後(繁忙期の割引適用外に注意)
調布駅からバス約15分/タクシー約15分で調布飛行場へ
船〈東海汽船・神新汽船〉
高速ジェット船(竹芝→神津島)
所要時間:約3時間40分〜3時間45分
運航ルート:東京・竹芝客船ターミナル発(季節により熱海/下田便もあり)
大型客船(夜行便)
所要時間:約12時間(夕方〜翌朝)
メリット:夜泊まりで時間を有効活用可、船旅の風情あり
対比早見表
手段 | 出発地 | 所要時間 | 備考・メリット |
---|---|---|---|
飛行機 | 調布飛行場 | 約45–60分 | 時短、快適だが運賃高め |
高速ジェット船 | 竹芝/熱海/下田 | 約1時間55分~3時間45分 | 本数多く安定◎ |
大型客船(夜行便) | 竹芝 | 約12時間 | 船中泊で旅行費節約、風情あり |
カーフェリー | 下田港 | 約2時間20分 | 車やバイク持ち込み可 |
ジェット船・フェリー便は季節によって運航本数が変動するので、事前に公式HPで確認をしてください
2023年の夜の明るさ調査では、東日本エリアで1位を記録する優れた観測環境!集落が島の一部に集中しており、暗がりスポットが多くあるため人工光の影響が極めて限定されています。東京からのアクセスもよく、比較的行きやすい離島です!
世界自然遺産で満天の星空をみよう屋久島(鹿児島県)

屋久島は世界自然遺産の島で、光害が非常に少なく夜空が圧倒的に暗いため、満天の星空と天の川が美しく浮かび上がることも有名です。星空のためだけではなく、屋久杉を見たり朝から夜まで楽しむことができます。
街灯や人工光が非常に少なく、夜になると「真っ暗」になります。ヘッドライトが必要な程で、その中に浮かぶ星の数は圧巻です。星空だけではなく光るキノコの観察などないとプランも用意しているツアーもあります。
屋久島(鹿児島県)までのアクセス
飛行機でのアクセス(最速・おすすめ)
東京・関東エリアから
羽田空港 → 鹿児島空港:約1時間50分
鹿児島空港 → 屋久島空港:約35分(JAC/1日数便)
乗り継ぎ時間を含めて約3.5〜4時間で屋久島に到着可能!
関西・中部エリアから
伊丹空港・中部国際空港 → 鹿児島空港:約1時間〜1時間15分
鹿児島空港 → 屋久島空港:約35分
福岡・九州内から
福岡空港 → 鹿児島空港:約40分
鹿児島空港 → 屋久島空港:約35分
荒天での欠航リスクがあるため、予備日を確保するのが安心。
フェリー・高速船でのアクセス
鹿児島港からのフェリー(2種類)
船名 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|
フェリー屋久島2 | 約4時間 | 車両積載可、朝出発・午後着 |
高速船 トッピー&ロケット | 約1時間50分〜3時間30分 | 日帰り不可、複数便あり(経由地により変動) |
車+フェリーでのアクセス(長期滞在・撮影旅に◎)
鹿児島市内でレンタカーを借りて車ごとフェリーで乗り込むことも可能。撮影機材が多い場合や長期滞在には便利です。
出発地 | 方法 | 所要時間 | 料金目安 |
---|---|---|---|
東京 | 飛行機乗継(羽田→鹿児島→屋久島) | 約4時間 | 約2万5,000〜4万円 |
関西・中部 | 同上(伊丹/中部→鹿児島→屋久島) | 約3.5時間 | 約2万〜3万5,000円 |
鹿児島 | 高速船 | 約2〜3.5時間 | 約1万〜1万5,000円 |
鹿児島 | フェリー | 約4時間 | 約5,000〜8,000円 |
屋久島は山・海・森・滝・温泉がすべて揃ったロケーション。山の稜線・浜辺の波・温泉の湯気越しの星空など、写真映え・体験できます。星空だけではなく朝から自然に癒される環境です。
まとめ
全国の星空スポットをランキング形式でまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
星空スポットは登山とセットの場合も多いですが今回は初心者さん、ファミリー向けに作成をしました。駐車場からや登山はしなくてもいいようなアクセスが良いところを中心にしました。
この記事をきっかけに星空が好きになってくれたら嬉しいです。旅行の夜は綺麗な星空を見て非日常を楽しんでください!